フリーランスとは雇用でない働き方の事で、企業に所属せずに自ら契約を取り交わす働き方を指します。近年日本で、フリーランスで働いている人の数は1,119万人で日本の総労働人口に対する割合は17%です。
フリーランス個人の平均収入は186万円で、自由な割に収入が安定しないのが特徴です。つまりフリーランスとは年金等社会保険のない最低賃金以下の働く貧困層のことでもあります。フリーランスは企業に対し弱い立場にあるのでどうしても報酬が少なくなります。
現在日本には国税庁の調査では、働く貧困層=ワーキングプワが1,139万人います。ワーキングプアとは年収200万円以下の事を言います。すなわちフリーランスとは働く貧困層の事なのです。
最低賃金以下の労働法で保護されないワーキングプアが、貧困な個人事業主であり、フリーランスと呼ばれる働き方であるのです。日本社会は年金のない貧困労働者が今増え続けているのです。
企業に所属しない、という意味で自由ですが、それは飢え死にする自由であり、同時に社会保険のない働く貧困層の別称なのです。IT企業では会社の方針でこうしたフリーランスの働き方を「独立」と称して推奨しています。
これにだまされて独立したのはいいが、月の収入が35万円から収入が半分になる例が多いので気を付けてください。企業にすれば人件費が社会保険料も含め半分以下になるので儲かるのです。
企業にすれば最低賃金以下で働かせることができ、しかも社会保険料もいらないということになります。散々嫌がらせして退職強要の手口としてフリーランス契約を勧められると、独立したらいじめられないと、ついサインしてしまいがちですが、このような手口にだまされないようにしてください。
ワーキングプアは、「企業に所属しないので自由だ」などと言う人がいますが、発注元の企業の力は強く、結局低賃金の無権利の労働者の事なのです。自分の仕事だけでなく営業から事務まで自分でするのですからワーキングプアにならざるを得ないのです。
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