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裏切り労組「働く仲間の会」等を訴えた裁判勝利!

 新世紀ユニオンの組合員Aさんが、東大阪市にある「大阪地域労組働く仲間の会」とその委員長を訴えた裁判の判決が5月21日に出されましたので、その要旨を報告します。

 本事案は、「働く仲間の会」の組合員であったAさんが、組合が会社の言い分と同じことを言い始めたので裏切りと判断し脱退したところ、本人の事実経過表や「働く仲間の会」の委員長の陳述書が、会社側から地位確認裁判の証拠として出されたことに対する慰謝料等の請求事案である。こともあろうにこの陳述書は会社から排除することを支持する内容でした。

 判決文の「当裁判所の判断」のところでは「被告らは、本件口頭弁論期日に出頭せず、答弁書その他の準備書面を提出しない。よって、本件請求原因事実について争うことをことを明らかにしないから、これを自白したものとみなす。」としています。

 主文では被告らは、原告に対し、連帯して4万4000円を支払うこと、を命じた。この内訳は、事実経過表を会社に渡した事で2万円、陳述書で会社の側の労働者追い出しに加担した慰謝料が2万円であった。原告の請求金額が220万円であったのに比べ裁判所の慰謝料は弁護士の着手金にも及ばない超低額の判決となった。

 もともと日本の裁判所は労働者の慰謝料を認めたがらない。そのことを考慮すればこの判決は完全勝訴判決と言える。しかし裁判所が認めた損害賠償を、Aさんが会社を退職に追い込まれた被害の大きさと比べあまりにも低い慰謝料である。これでは違法行為と慰謝料のつり合いが取れず、まるで裁判所が労働組合に「組合員を裏切っても大丈夫だ安心せよ」と言っているかのような情けない判決である。

 今後の焦点は、被告の「大阪地域労組働く仲間の会」とその委員長が控訴するのか、それとも判決通り損害賠償金を支払うのか、その対応が注目される。「確かな野党」と自称する政党が多くの地域労組を作ったが、平気で労働者を裏切り、会社側に証拠や陳述書で加担する「確かでない労組」が含まれていることは、労働運動の発展を願う広範な人達の期待を裏切る行為と言わねばならない。

 しかも訴えられて、答弁書も準備書面も出せず、口頭弁論にさえ恥ずかしくて顔を出せなかったのであるから情けない話である。東大阪市の「大阪地域労組働く仲間の会」とその上部団体の反省を求めたい。
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