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新世紀ユニオン発行のニュース

日本の女性差別はいかに温存されるか!

 日本は世界でも最悪の女性差別国家です。これは国家が意識的に行っている差別です。高齢者の介護や家事・育児を女性にやれせることが国家として安上がりだからです。「年収103万円以下」であれば「配偶者控除が受けられる」という制度によって、日本は女性をパート・派遣という非正規労働力にしておくことができます。

 日本での男女差別は正社員の場合「総合職と一般職」という形で合法化され、また非正規と正規労働者という雇用形態の違いで差別が合法化されています。非正規労働者の大半が日本では女性なのです。

 こうした欺瞞的形態での男女差別によって女性は低賃金の使い捨て労働力として、社会的に不利な雇用に追いやられています。正規社員であっても日本の労働者の男女間の賃金格差は40%以上と言われています。これは先進国では最低なのです。非正規の賃金は正規労働者の半分以下なのです。

 こうした「総合職と一般職」「非正規と正規」という形での差別は国際的には「間接差別」として扱われます。つまり一方の性に対する不利益を生むので「間接差別」はすべて違法な差別として禁止されています。

 労働基準法や男女雇用均等法で妊娠・出産による解雇や不利益な扱いは日本でも禁止されています。しかし情けないことに日本の現状では出産を理由に退職が強要されたり、不利益な取り扱いが横行しています。

 保育所の数が少ないため女性が子供を預けられず、働けない女性がたくさんいます。日本の男性があまりにも長時間労働であるため家事と育児が女性の肩にかかっています。つまり日本は男女の労働者に対する過酷な搾取のために、女性にしわ寄せがいく社会なのです。女性が働き続けながら子供を生み育てられる社会にしなければなりません。

 しかし実際には労組が家畜化して男性の長時間労働も、女性の使い捨ての補助的労働も悪化するばかりです。世界経済フォーラムが毎年示す「男女の格差指数」調査では日本は136ヵ国中105位なのです。日本の深刻な女性差別について国連女性差別撤廃委員会や人権規約委員会等から繰り返し改善が指摘されていますが、日本政府はその努力をサボタージュしています。

 日本では女性の国会議員や各種議員もわずかです。会社ではいくら優秀でも女性は管理職になれません。日本の女性は高学歴で優秀であるのに職場ではハラスメントやセクハラの対象でしかなく、女性の能力が生かされていないのです。女性はパートや派遣でいつまでたっても正社員にはなれないのです。

 新世紀ユニオンはこうした「総合職と一般職」「非正規と正規」という形での男女差別の温存に反対します。同時に男性の長時間労働にも反対します。男性にも家事や育児に参加できる環境をつくらないと真に男女平等な社会はできません。

 女性が使い捨ての補助的労働力として位置付けられているため65歳以上の高齢の単身女性の2人に1人が貧困状態にあります。日本では女性は死ぬまで差別が続くのです。

 女性に対する違法解雇も多くあり、そのほとんどが泣き寝入りです。新世紀ユニオンは女性の違法解雇に反対して現在多くの裁判闘争を闘っています。

 新世紀ユニオンは今年の大会で女性部を組織し、本格的な女性労働者の権利のための闘いを強化していきます。組合員・サポーターの皆さんのご支援をお願いします。
!!ここに掲載の広告は 当ユニオンとは一切関係ありません!!
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