自分の場合、上司の罠にまんまと嵌められました。
自分は中間管理職なのですが、上司の独裁、休日無視の成果主義に虐げられ、その部下の、若い従業員の多くが悲鳴を上げていました。自殺未遂が2年も続いていました。
自分は、もうこのままでは組織が崩壊する、と直感し、仕方なく、着任7年目にして、上司に対して、もう少し部下を労り、無茶をせんでほしいと3回ほど、忠言したのです。
そしたら、上司が急に素っ気なくなり、やがて仕事部屋の鍵を渡さず閉め出され、行事一切に声が掛からなくなりました。擦れ違っても、一切、無視されるようになりました。ただし、一対一の時だけです。
さらにもうしばらくすると、自分が、部下に逆にパワハラをやっている、セクハラをやっているなどと、噂が立ちはじめました。
やがて会社の人事部長に呼び出され、訴えがあった等と、身に覚えのない罪を、合計、31件もいきなり着せられました。しかも、かばったはずの若い従業員7人が結託し、次々と自分を時間差で訴えてきたのです。
意味が分からず、ただ無実を訴えました。自分が犯人としながら、訴えてきた若い連中からは、一つの証拠も出されませんでした。
ついに、会社内では査問委員会まで組織され、7人の上層部から次々尋問が繰り返されました。3時間もです。そして被告側の自分が証拠を出せ、などとアベコベな待遇までされました。嘘のでっちあげなんで、そもそも証拠がないからです。
誠意をもって対応しましたが、それでもみんな、最初から、自分が犯人だと決めつけて調査していることに、1ヶ月ほど経ってようやく気付きました。
若い従業員達がなぜ豹変したのか、上司が関わっていたことは、矛盾した訴えの数々から分析して明白でしたが、その心理がさっぱりわかりませんでした。こうなってはじめて、もうあかんと絶望し、新世紀ユニオンに助けを求めたのです。もはや、正論が通じる環境にはありませんでした。
取り調べの人事部メンバーも、あとでわかりましたが、上司とグルでした。自分の証言は、みな上司に筒抜けでした。仲の良かったはずの同僚や部下達は、一人ずつ、順番に態度を豹変させ、突然、私を「見ない振り」とか、「無視」、あるいは「軽蔑した目でみる」ようになりました。
自分は、処分の結果、軽い減給処分にされました。ユニオンのおかげでクビにはなりませんでした。減給処分を知った上司は、そのことをメールCc、で職場じゅうに言いふらしました(それでも、名誉棄損で訴えられるレベルではないらしい)。
つまり、気に入らなくなった自分を辞めさせるため、ありとあらゆるパワハラ容疑を仕掛けてきたのです。しかも、直接ではなく、必ず、言いなりになる部下の若い従業員達を複数使って、逆に私をパワハラ・セクハラ犯罪者に仕立ててきたのです。こういう手口は、モラハラゆうて、コトナカレの人間は一生知らんと思うけど、上位のパワハラです。
ここの書き込みをみると、「見ない振り」とか、「関わるな」とか、「自己責任」とか言っている平和な人がいますが、自分は、そのおかげで、職場のあらゆる人間から犯罪者のような目でみられ、無視されるようになりました。コトナカレを見ると、怒りがおさまらんのです。なぜなら、上司の嘘や企みは、周囲のコトナカレ集団のおかげで上手く工作できたんやから!
これでも被害者は自己責任なんか! と、沸々と怒りが込み上げてきます。確かに知らん人間、何も聞こうとせん平和な人間には、何を言っても無駄でしょう。たぶん、部下が自殺しそうになっても、原因の上司にはオベッカつかい通すんやろからね。しかし、もし本当に誰か死んだら、上司はやっぱり、中間管理職のオベッカ使いを無実の罪に着せようとするやろね。
自分が腹が立つのは、こういうコトナカレ主義の人間達に、もう5年以上もさらされ、軽蔑されつづけているからです。
二次被害を平気でやっていることにすら気付かない、善良ぶった人間が沢山いる世の中に対して怒りを覚え、職場環境をなんとかせなあかんと思うから、ユニオンの会員でいつづけてる。
モラハラを行った、黒い黒い上司はお咎めナシ、パワハラ・セクハラ容疑をかけられた自分は、この職場にいる以上、ずっと白い目でみられ続けてるんです。
こんな矛盾にさらされ続けてるのに、自己責任とか何にも知らん人間から言われると、誹謗中傷ではないにせよ、やっぱり、腹が立ってきます。
スポンサーサイト