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休憩時間の取り方について教えてください?



 私はパートで一日4時間働いています。仕事は注文電話を受ける作業です。求人票では一日15分の休憩があることになっていましたが、実際は休憩は無く、しかも「トイレに行く」と言って15分の分を賃金から引かれます。管理者は待ち時間が休憩だとも言います。休憩について教えてください。



 休憩とは労働者が使用者の指揮監督から完全に解放される事を保障された時間を言います。ですから手待ち(=待機)時間は休憩時間ではありません。トイレに行くのも休憩ではありません。

 労働基準法34条1項は休憩は「労働時間の途中」に付与されなければなりません。普通8時間労働の場合4時間働いた後1時間の休憩があり、この休憩時間も働いた場合は賃金の支払い義務があります。

 また休憩は事業場の労働者に一斉に付与されなければなりません。もし休憩を異なる時間取得させるときは労使協定を結んでおかねばなりません。

 使用者は、労働者に対して休憩時間を自由に利用させなければなりません。労働基準法は労働時間が6時間を超える場合は休憩時間は45分、8時間を超える場合は1時間の休憩を付与しなければならないとしています。

 実労働時間が6時間以内であれば休憩時間がなくても労基法違反とはなりません。しかし4時間の連続作業は15分の休憩をした方が効率が上がるので、普通は就業規則で15分の休憩時間を定めているので、職場に開示されている就業規則を確認して下さい。

 就業規則に定められているのに休憩時間が付与されない場合は労働基準監督署に違反事実を申告し、指導するように求めて下さい。相談者の場合のトイレ時間を賃金から引くのは明らかに違法です。また待ち時間は休憩時間ではないので、賃金の支払い義務があります。以上参考にして下さい。
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