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新世紀ユニオン発行のニュース

発達障害者を排除いたします

 今年の3月に福井県池田町立池田中学校2年の男子生徒が担任と副担任の厳しい叱責が原因で自殺しました。決して許されることではありません。報道によると、その男子生徒は発達障害の可能性があるといわれています。また、ネットの情報には、医師の診断書も取らずに勝手に発達障害と決めつけている説もあります。

 ところで、発達障害は同じ先生でも医師目線と教師目線で捉え方が異なります。医師目線では、ADHD(注意欠陥・多動性障害)やASD(アスペルガー症候群)やLD(学習障害)などがあります。それに対して教師目線では、「先生の話が聞けない人」及び学力にムラがある人を発達障害としています。

 発達障害と診断された場合、医師ができることは診断書を書くことと、うつ病などの合併症を抑えることです。教師がしていることは、内申書に記載して進学をあきらめてもらうことです。高校入試における内申書は相対評価なので、誰か必ず脱落者を出さなければなりません。そこで発達障害者の評価を下げるのです。

 発達障害を分かりやすく言えば、「能力の一部分が欠けている人」です。能力が全体的に欠けている人が知的障害です。それらは臨床心理士による心理検査いわゆる知能テストを受けた上で医師が診断します。社会生活に支障がなければ発達障害と診断されることはありません。ところが、教育の場では、得意不得意の差が激しければ発達障害とします。

 例えばで体育が苦手であれば、動作記憶力が欠如しているとみなします。また、五教科のテストで興味関心が偏っているか判断します。注意力が欠如していれば、ケアレスミスが多く高得点が出ないでしょう。その究極の例が大学入試センター試験です。最高級の知能テストなのです。あらゆる知能及び能力がバランスよく高く発揮する人が求められています。

 教師目線でいうところの発達障害が全くなければ、東大か医学部へ入学できるはずです。それらの大学へ進学したければ大学入試センター試験を全教科全科目満点取らなければ合格は厳しいです。給料の高い仕事をしたければ、東大か医学部へ入学しなければ、この日本ではワーキングプアに転落します。幸いなことに、スマホ一つあれば、スタディサプリ(旧受験サプリ)で勉強をやり直せます。税抜き月980円です。大学入試に年齢制限はありません。学士入学のほうがもっと難しいです。

 この日本の学校教育と入試制度は、発達障害者を排除するシステムになっています。教師が発達障害の生徒を受け入れたとしても、教育の力すなわち力ずくで社会復帰できるものではありません。就職においても、履歴書に記載された学歴(入試の難易度)で発達障害かどうか判断しています。教育現場こそ最も障害者に拒絶反応を示しています。
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