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日本弁護士連合会・人権シンポジウムに参加して!「情報は誰のもの?」

 2017年10月5日木曜日に開催された日弁連主催のシンポジウムに参加しました。

 エドワード・スノーデン氏(スノーデン氏は2013年、米政府がテロと無関係な個人情報を収集していた事を暴露した後、ロシアに亡命中)がネット講演する事もあってか、JR大津駅はいつになくバッジを付けたスーツ姿の人で混雑し、このシンポジウムが注目されている事が一目で判りました。

 会場はびわ湖大津プリンホテルで、三つのテーマで分科会が開かれた。私が参加したのは「監視社会」がテーマの第二分科会で、米国の元国家安全保障局(NSA)職員、エドワード・スノーデン氏がインターネットを通じてインタビューに答えた。その中でスノーデン氏は日本でも進む監視社会化に警告を発しました。

 憲法改正の動きや共謀罪、特定秘密保護法にも言及し、「大規模監視でテロは防げず、乱用は民主主義の危機を招く」と批判した。そして、政府や警察などによる市民の監視や情報収集が進む日本の状況にも懸念を示し「プライバシーを守る事は自由を守る事。日本国民は政府に対して懐疑的であるべきだ」と話した。

 スノーデン氏によると、NSAは日本政府に「エックスキースコア」と呼ばれるメールや通話等の大規模監視システムを供与し、既に日本は使用していると説明した。そして、「日本政府は、それを使用するのであれば、必要な理由を国民に説明するべきであるのにしていない」と指摘し、特定秘密保護法や改正組織犯罪処罰法(「共謀罪」法)、憲法改正の議論にも触れ、日本の現状について、「戦争をさせない規制を壊す動きだ」と痛烈に批判しました。

 この分科会に参加して、私は、日本が第三次世界大戦への階段を登り始めようとしている事を改めて認識させられたと共に、国民一人一人が、プライバシー、自由、人権の保護についてもっと貪欲になり、それが当たり前にあった世の中が、今、段々と侵され始めている事に気付き、政府に対して疑義を持ち、憤るべきだと強く感じました。

 私達大人は、日本上空をそっと通る黒い物体に子ども達が馴れている世の中を作ってはいけない。個々のプライバシー、人権を主張する事で、「自由」「民主主義」「平和」を守り続ける責務があると、スノーデン氏の忠告の前に改めて痛感しました。

 それと共に、スノーデン氏の、アメリカ=世界から追われる覚悟で、世界的な意義ある内部告発を行った勇気ある行動に、大きな拍手を送りたい。スノーデン氏の命を懸けた内部告発が、全世界に人権、プライバシー、自由、民主主義、平和の重要性を再認識させるきっかけとなったのだ。

 第三次世界大戦が、空想の物ではなくなってきている、きな臭い現在の世界情勢の中、私は今回のシンポジウムで得た学びを無駄にせず、厳しい目で日本政府の動きを見つめ、疑義を強く唱えて行きたいと思う。情報は一握りの支配者のものではなく国民のものなのです。

 今回、価値あるシンポジウムに参加させて頂く事が出来、本当に良かったと思っています。ありがとうございました。

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