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新世紀ユニオン発行のニュース

新世紀ユニオンの力が及ばない時!

 労働運動は階級闘争であるので、闘いには力関係が反映する。力が及ばず敗訴する場合もある。
 
(1)無料電話相談で、一日13時間休みなしで働かされている息子が体を壊しているのに、休まないで出社する姿を見て病身のお母さんが相談の電話をかけてくる。「息子が過労死するのではないか?」という相談だ。監督署に相談に行ったが取り合ってくれなかったそうだ。

(2)妊娠して上司に報告したら、すぐに社長のパワハラが始まり、怒鳴り散らされて「退職届を書け」と言われ続け、とうとううつ病になった若いお母さんは2人めの子供を未熟児で生み、その後解雇された。

 労働基準監督署は労災申請を却下した。弁護士は労災認定がされないと慰謝料請求は難しいという。明らかに男女雇用均等法違反なのに、この女性を助けるすべが法律的にはない、というのだ。

(3)スーパーのレジの仕事をしている女性が、違算を口実に退職強要された。今まで通り働けるようにして欲しい、というのでユニオンから就業規則とレジ取扱規則を求めた。ところが会社は6カ月の更新契約書を偽造し、雇止めした。

 ユニオンが労働局と相談して就業規則の開示を求めていたのに先手を打ち解雇したのだ。会社はロッカー内の印鑑を使い契約書を偽造した。この事案はアホな裁判官のおかげで敗訴した。

 新世紀ユニオンは法律的に難しい事案でも大衆闘争で突破口を開いて解決していくが、力が及ばない場合もある。例えば(1)の事案では本人がユニオンに加入しない限り助けられない。

(2)の事案は大衆闘争で解決を目指す決意をしている。(3)の事案は組合員のカンパで高裁に控訴し、現在チラシ配布を続けている。ブラック企業を高裁での和解に追い込められない時は、さらに宣伝を強化し、徹底的に追いつめる計画だ。

 最近だけで、会社に「辞めろ」と言われて退職届を書かされた、という相談を2回も受けた。やめるつもりがないのに、どうして退職届を書いたのか?と聞いても「書かされた。」という。

 労働者と経営者の関係は労働力の売り手と買い手の関係に過ぎない。つまり法律的には対等の関係なのに、労働力を売るには一定の時間相手の支配従属下で働くために、労働者はいつの間にか奴隷根性になる。辞めるつもりもないのに「退職届」を書いてしまうのである。

 いったん退職届を書いてしまうと簡単には取り消しを受け入れない。相手はいつでも退職届を受理できる、という強い立場になる。

 こうして労働者の奴隷状態が強まっていく。労働者が団結しないと無力だと言うことは明らかだ。新世紀ユニオンの力が及ばない事案の解決が現在の課題であり、これは組合員の団結した力で突破する以外ない。
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