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新世紀ユニオン発行のニュース

真の男女平等のために闘おう!

新世紀ユニオン女性部アピール(案)

 東京医科大学医学部医学科の一般入試で、女子が不当な点数操作を受けていた事については女性なら誰もが強い憤りを覚えます。男子と同じように受験勉強に励み、努力して来た女子に対して、このような入試差別を容認してはいけません。

 学校の教職員達が胸を痛め「おかしい」と異議を唱えられるようにすべきです。この医大は1,000万円の寄付で裏口入学の実態までもが明らかになり、腐敗がかなり進行している事がうかがえます。

 果たして、この大学を卒業した医師に本当に医師としてのスキルがあるのかとさえ疑ってしまいます。この事は、大学の名を地におとしめました。

 大学は裏口入学の医師の名前を公表すべきだし、合格点を上回っていた女子受験生に謝罪と補償をすべきであり、また本当に実力をもってこの大学に入学し、卒業して行った多くの医師に対する謝罪をすると共に、直ちに差別制度を是正すべきです。他の医大でも同様の問題があり、男女差別を容認する日本の社会的背景が強く影響していると思います。

 女子の得点調整についての大学側の弁明は「女性は大学卒業後に出産や子育てで現場を離れるケースが多く、医師不足を防ぐためだった。」としている。確かに、いくら頑張っても、女性が妊娠、出産した場合、産休の中でも、「どうしても休まなければならない期間」というものがあります。

 多くの女性がブラックな職場で勤務していたために「産前6週、産後8週」の産休しか休みをもらえず、産後はまだ出血があったり、昼休みに休憩室で母乳を絞っての状態で勤務を続けざるを得ない状況にあるのです。日本では女性が働きつつ子育てできるようにするための社会的整備が遅れています。だからと言って、入試や雇用で女性を差別する理由にはならないと私達は考えます。

 つまり、日本では家事・育児・介護が女性の肩にかぶせられており、女性の犠牲の上に安上がりに次世代の労働力(子供)を生産・育成する仕組みとなっています。それゆえ日本社会においては「男女平等」は形式的で、実際には正規雇用と非正規で、さらには総合職と一般職で女性差別が合法化されています。

 女性は形式上の平等の下で働き。家事・育児・介護に非常に酷使されており、この女性の犠牲の上に男性(夫)を長時間働かせられるのである。働く女性が妊娠すると20%の人は退職を強要され、40%の人が非正規への変更を求められ、また保育所が少ないため子供を生むとやむなく退職せざるを得ない現実があります。仕事を続けるなら子供は産めないのが現実です。

 安倍首相は表向きは「女性が活躍できる社会を作る」と言ってはいるが、それは口先だけです。活躍しようとするならば、現状では「女性の果てしない努力と犠牲」があっても難しい。こうした働く母親の頑張りを見てきた娘たちは、「働きながら子育てをする自信がない。お母さんみたいに頑張れる自信がない。」と言います。

 自民党のボス達が言うように「少子化は女性が子供を生みたがらないから」ではなく、働きつつ子供を生み育てる事ができない、日本社会の「男女平等」を保障するための社会的施設と制度の不備に原因があるのです。「生みたくとも産めない」社会的現実があるのです。

 くりかえしますと、少子化の原因は、女性が「子どもを産みたがらない」のではなく、女性が仕事を持ちながら出産、育児が出来る設備が整わない現実社会の中で「働きながら子どもを産み育てる事ができない」のである。

 日本の女性は男性に劣る事はなく、日本の女性は世界一学歴が高いのである。「優秀さ」や能力に、男女の差などありません。優秀な男性もたくさんおり、優秀な女性もたくさんいるのです。これはあらゆる職業に言えることであり、日本社会は雇用の多様性を性別に置いても尊重し、受け入れるべきなのです。

 私達は、その優秀な女性が活躍出来る社会をつくるために闘います。保育所を増やし、安心して産休、育休を取り、安心して職場に戻って来られる環境、戻りたいと思える環境、をつくるべきなのです。

 妊娠したら退職を強要されることのない社会を作らねばなりません。子育てで得た経験は、人間を更に大きくします。そのような貴重な女性労働力を無駄にする事は、国家にとって大きな損失と言えます。

 多種多様な人が、のびのびと力を発揮し、協力しあい、働くことのできる世の中にしていかねばならないのです。子育て中の働く女性の職場復帰は、労働力不足の中で国益なのです。

 保育所の建設は次世代の労働力のための必要経費であり、その費用は当然にも法人税増税で賄うべきです。全ての国民が真の男女平等のために立ちあがるべきなのです。

 私達、新世紀ユニオン女性部は真の男女平等のために闘います。働く女性のみなさん!新世紀ユニオンに結集し共に闘いましょう。(この「新世紀ユニオン女性部アピール」は組合員の討議・意見集約を経て次期大会で採択する予定です。)
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