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新世紀ユニオン発行のニュース

実質賃金の低下は労働者階級の力の低下示す

 アベノミクスで労働者の賃金はアップしていたはずであった。ところが厚生労働省の「毎月勤労統計」の不正調査が発覚して、昨年1月~11月の平均で、実質賃金がマイナスであったことが明らかとなった。実は賃金上昇は「アベノミクス偽装」だったのだ。どうりで労働者の生活が苦しいという声をよく聞くようになった。

 既成の労働組合が経営側に飼いならされて家畜化したのは、海外への製品輸出と、資本の輸出で大企業がぼろ儲けし、超過利潤を上げた結果、労働者の上層を買収することができるようになった結果である。海外の安い労働力を求めての工場の海外展開は、産業の空洞化であり、したがって日本の労働者の組織率も急速に低下した。

 リストラに反対するユニオンが組織化を進めても、日本の組織率はますます低下している。既成の労組が闘わなくなって、日本の労働者はリストラと非正規化で賃金は低下し、長時間労働は酷くなるばかりだ。低賃金と長時間労働で疲れ切っている組合員を見ると、なんとかしなければと思う日々である。

 労働者の実質賃金が継続的に低下する社会は、個人消費が継続して低下し、経済規模が継続的に縮小するデフレ経済なのである。闘う労組の組合員を増やしていくことが求められている。闘うユニオンの組合員を増やしたいと思うが、労働者はユニオンを一時的に利用したらさっさと辞める傾向が今も続いているのだから、組織率が低下するのもうなずける。

 日本の労働者が定年までユニオンに加入し、定年後もユニオンの活働に参加する、そのようにしなければ、このまま日本の労働者は、労働条件の悪化が続くことになる。組織労働者として団結力を大きく育てることが日本の労働者の階級的課題であることは疑いないことである。

 労働者一人ひとりがユニオンに結集することで、団結によって階級的力を強めることを意識的に追求しなければならないと思う。新世紀ユニオンは組織化の面で次第に大きくなりつつあるが、求められているのは飛躍であり、専従役員を増やすだけの組織力と経済的力を獲得することなのである。

 組合員一人ひとりが組織拡大の「オルグ活働」に熟達することが求められている。労働者の組織率の低下の現れが、実質賃金の低下であり、長時間労働という結果なのである。
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