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新世紀ユニオン発行のニュース

「配置転換」で退職に追い込む手口について!

 退職強要の手口として小阪病院のように院内保育所の主任を、組合員であることを理由に退職に追い込もうとして院内保育所を閉鎖する、として別会社の特別養護老人ホームの老人デイサービスに「配置転換」した例が特徴的です。

 小阪病院の場合は退職させたい人間を別事業所の老人ホームのオシメ換えやデイサービスの入浴介助をやらせて退職に追い込む手口を常用しています。

 新世紀ユニオンのAさんは25年間院内保育所で主任として働いていたが、団体交渉後小阪病院は組合員のAさんを排除すべく、院内保育所の外部委託でAさんをやめさせようとしました。それ自体が不当労働行為です。

 この場合保育の専門職を他業種の仕事に飛ばし、他の保育所職員には外務委託の保育所に行くよう誘うという差別行為を行っていました。小阪病院は「Aさんを職員として雇用した」と主張しています。

 しかしAさんは主任からひらに降格で賃金が大幅に下がり、保険証が変わり、働く場所も、仕事の内容も変わり、就業規則も変わり、保証人届も書き直しとなるのは明らかに転籍であり本人同意がいる内容です。

 つまり雇用契約書を交わし直す必要があるのは転籍であり、したがって小阪病院の「配置転換」は偽装です。

 小阪病院は、こうした偽装配転で多くの労働者を退職に追い込んできました。Aさんが小阪病院の「配置転換」と称する転籍を拒否したのは正当な事でした。

 Aさんは組合員であるがゆえに様々な差別行為を受け精神的病に倒れ、また首や腰を痛めていることの診断書も届けました。ところが小阪病院はこともあろうにAさんが配置転換を拒否しているのに小阪病院の保険証を使えなくされました。

 Aさんは配置転換先の保険証を使用すると小阪が「追認した」と言うことが経験上で分かっていたので保険証の受け取りを拒否し、今までどおりの小阪病院の保険証を交付するよう求めたが、小阪病院は1年以上も不当にも保険証を交付しませんでした。

 このような嫌がらせは、Aさんが組合員である故であり、不当労働行為に当たります。Aさんと家族は1年間保険証を使えなくされたのです。

 つまり小阪病院の「配置転換」は(1)配転を命ずる労働契約上の根拠が曖昧であること(経営者が同じでも、別の事業所で、労働条件の不利益変更があり、したがって配転ではなく転籍であること)

 (2)Aさんのように職種が保育と限定されて雇用されている場合、他の職種への配置転換は違法となること、したがって院内保育所を外部委託する場合は出向にすべきでした。

 職員として雇用したなら、病院で働かせるべきでした。(3)また組合員を退職に追い込む目的で配置転換することも不当労働行為(労組法第7条)であり、配転命令権の濫用です。

 このように「配置転換」で降格・賃下げ、つまり労働条件の不利益変更を伴うような配置転換の場合、明らかに「配転命令権」の濫用です。

 小阪側の嫌がらせでAさんは精神を病み労災を申請したが、小阪病院はユニオンを嫌悪する嘘の報告書を労働基準監督署に多数提出していました。つまり小阪病院はユニオン嫌悪の不当労働行為を重ねていたのです。

 つまり小阪病院の「配転命令」は3重に違法であることが分かっています。現在Aさんは裁判と地労委で闘っています。これまで配置転換は裁判で負けるので、多くの人が泣き寝入りしてきました。

 ですからこのような偽装の「配置転換」の名での退職強要がまかり通っています。Aさんの闘いは非常に労働運動上で価値がある闘いであるので新世紀ユニオンは断固支援して闘っていきます。
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