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伊藤詩織さん勝訴で慰謝料330万円!

 12月18日、東京地裁はジャーナリストの伊藤詩織さんの訴えを認め山口氏に330万円の支払いを命じた。山口氏は就職活働中に山口氏と合い、飲み物に混ぜた薬物を飲まされ気を失い、ホテルに連れ込まれて意識のないまま強姦されたという。

 伊藤氏は安倍首相とも近い、著名なテレビ記者だった山口敬之氏に強姦されたとして1100万円の損害賠償を求めて訴えた裁判で、山口氏は伊藤氏に1億3,000万円の損害賠償を求めて反訴していた事案である。

 当時伊藤さんは激痛の中で意識を取り戻すと、ホテルの部屋で山口氏が自分の上にのっており、何が起きたのかすぐにわかったが、それを整理して理解することができなかったと説明したという。

 当時刑事告訴し、警察から伊藤さんに「山口氏は逮捕される」との連絡が入ったが、警察は突然手を引いたという。その後刑事事件は不起訴となった。山口氏の友人の安倍首相が手をまわしたというのは誰もが思うことであり、おそらくそれは事実であろう。

 やむなく伊藤さんは民事裁判を起こしたのである。当時山口氏はTBSのワシントン支局長であり、伊藤さんは当時ロイターの日本支社でインターンをしながら仕事を探していたという。就職活動中なので、加害者の会社TBSには管理責任がある。

 山口氏は職務上の地位を利用し、就職活動中の伊藤さんの弱みにつけ込み酒の中に薬物(デートドラック)を混ぜ、それを呑んで気を失った隙にホテルに連れ込み強姦した、ということであるので、山口氏の雇用主のTBSへの責任追及が今後必要である。

 日本では職務権限を利用したセクハラ事件が多くあるが、ほとんどが泣き寝入りであり、伊藤詩織さんの勇気ある行動に拍手を送りたい。新世紀ユニオンでも大手企業の人事部長に非正規の女性従業員が呼び出され、強姦され退職に追い込まれた事案で、慰謝料420万円で和解した事がある。この事件も刑事告訴しようとしたが、起訴されなかった。

 伊藤さんは事件後産婦人科にかかっていたが、同時に血液検査を行っていれば薬物が見つかれば刑事事件も有罪になった可能性が強い。セクハラ事案は証拠が少ないので、事件後であっても被害者は友人等にメールで相談し、間接証拠が残るようにしておいた方がいい。薬物をのまされ気を失った時には、後で医師の下に行き血液検査をしておくべきである。

 日本では副総理が「セクハラ罪と言う犯罪はない」と放言するお国柄であるので、仕事上の権限を利用した性的暴行事件が数多いし、そのほとんどが泣き寝入りなのである。

 しかし今回の裁判を闘った伊藤詩織さんは、日本におけるセクハラ被害者を支援する運動のシンボル的存在となっており、これを機に日本でもセクハラを告発する女性が増えるよう、新世紀ユニオンでもセクハラ事案の取り組みを強化していきたい。
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