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新世紀ユニオン発行のニュース

労働者に信頼されるユニオンを目指して!

 最近無料電話相談で、東京の労働者から、解雇事案であるユニオンに加入しているが、6か月たっても地位確認の裁判をしてくれない、などという相談を立て続けに受けた。解雇事案であるのに会社側の裏交渉を期待して、いつまでも裁判闘争を開始しなかったり、原職復帰ではなく金銭解決にするように労組役員が強要するのは裏切りに等しい。

 東京のひどいユニオンになると、組合員に組合規約も見せず、解決金や未払い賃金からの拠出金のパーセントすら事前に明らかにしていない。どのように闘うかの戦略と戦術の相談もしない。これでは組合員に内緒で裏交渉をしようとしている。と思われても仕方がない。

 確かに原職復帰はなかなか会社側が受け入れず、裁判で勝っても倉庫に配置転換したりして、2度目の裁判になったりする場合がある。それでも私は本人の希望を組合は尊重するべきだと思う。相手が原職復帰を認めるかどうかは、闘ってみないとわからないからである。だから金銭解決にするかどうかの判断は、あくまでも本人が決断するべきだと考えている。

 ユニオンはどこもが財政的に苦しい。だから解雇事案で組合員を裏切り、120万円ほどの解決金で解決し、ユニオンは会社から50万円の裏金を受け取るような裏切りがまかり通ることは嘆かわしいというほかない。

 新世紀ユニオンは本人抜きの裏交渉は絶対にしない。話し合い解決で解雇が撤回できないときは裁判闘争を闘いつつ、徹底的に宣伝する。ブラック経営者を世間に恥をかかせて違法解雇や大幅賃下げを糾弾することが、2度と経営者に違法解雇をさせないうえで重要だと考えるからである。

 だから解雇事案でははじめに万全の証拠集めを行う。裁判を闘う以上ブラック企業に違法解雇が高くつくことを思い知らせるべきだと考えるからである。だから新世紀ユニオンの解決金は、他のユニオンよりもはるかに多い。だから経営者側や権力の攻撃も当然多くなる。

 最近ダイヤモンド電機の専門職である社長秘書を、現場に配置転換し、退職勧奨し、それを拒否すると約13万円の賃下げをしてきた事案でユニオンが団体交渉し決裂した。組合員本人が裁判を希望したからである。ところが団体交渉決裂後、会社が新世紀ユニオンに対し名誉棄損の110万円の慰謝料請求の裁判を起こしてきたのである。

 その後組合員本人が、会社に歩調を合わせて「裏もとらずにブログを書いた」とか「私の事案はあのお粗末な団交で終了した」といって「脱会届」を送り付けてきた。ユニオンが団体交渉を申し入れた後で、会社と社長秘書の組合員が裏交渉したことは明かだ。つまり組合員がユニオンを裏切り、会社と手を組んでユニオンを攻撃してきたと受け取るほかない事態となった。

 いくらユニオンが労働者に信頼される組合を目指しても、労働者の側にもそれに答えるだけの強い信義が求められるのである。組合員はご存じと思うが労働組合法に基づき団体交渉が行われ、それが決裂し、裁判闘争に移行することを通告した以上、交渉窓口はユニオンだけであり、たとえ本人が社長と裏取引しようとそれは違法なのである。

 こうして慰謝料請求の裁判と、不当労働行為の地労委を闘う羽目になった。このような事態は新世紀ユニオン発足後20年以上になるが初めてのことである。普通団体交渉が決裂したら組合員は、ユニオンが最後まで自分の要求を堅持したことに感動して感謝する。ところが今回は本人の希望通り裁判を闘うために決裂となったのに「あのお粗末な団交」と、メールでののしってきたのである。

 新世紀ユニオンはかつてあるセクトの人間が、拠出金71万円を支払わず逃げた事案で断固裁判で闘い、拠出金10%の合法の判決を勝ち取ったことがある。(判例「新世紀ユニオン事件」)。新世紀ユニオンは裏切り者は許さない。

 労働者はユニオンの信義に、真の信頼で答えるべきなのだ。それが労働者階級の団結なのである。最近のユニオンが労働者を裏切るから、組合員の側も裏切ってもいいという話ではない。交渉窓口の新世紀ユニオンを虚仮にした今回の事態は、労働者の側にも愚劣な人間がいるということである。
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