菅政権は、無派閥で非力ゆえに政権の黒幕が担いだ政権だ。それゆえ菅首相には側近が一人もおらず、相談役もいない。その黒幕が観光事業のボスであったために、GOTOトラベル事業を急ぎ、経済とコロナの2兎を追い、「その結果2兎を追うものは一兎をも得ず」のことわざどおり、コロナ感染症を全国に拡大してしまったのである。
国民に4人以上の会食を禁じておきながら、自分たちは高級クラブや、ステーキ店で会食をやる。これでは若者が不要不急の外出自粛を守るはずもなかった。コロナに感染しても入院できず、治療が受けられずに自宅で亡くなる人が200人以上も出ている。
非正規を中心に数十万の人が失業し、生活に困窮しているのに、首相が自助・公助を信条としているために、支援が届かずに、生活が窮迫して自殺者が多く出始めた。政治のお粗末さは4万5000人が入院できず、自宅で療養しているのに、政府は入院を断ったら50万円の罰金だ、という法律を作ろうとしている。まるでトンチンカンな法律を作ろうとしていることを見れば政治の愚劣は明らかだ。
これでは国民は、コロナと愚劣極まる政治の、二重の災害にあっているようなものではないか?このうえは、国民の自覚でコロナを抑え込む以外にない。政府がお粗末だと国民がしっかりしないといけない。この二重の災害で、一番困るのは社会的弱者だ。労働者は自らをユニオンに組織して雇用を守らねばならない。
このような拙劣な政府が長く続けば、国民が迷惑する。いっそのこと全政党の幹部で危機管理内閣を作り、無能な政治家の手から権力を奪い取り、コロナ対策を強力に進める方がいいのではないか?とさえ思うのである。
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