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新世紀ユニオン発行のニュース

希望退職募集激増の中、組合員は組織者たれ!

 人を減らす動きはコロナ渦が表面化する前から表面化していたのだが、コロナ感染症がリストラを、まさに堰を切ったように広げた。東京商工リサーチによると、昨年1年間に希望退職を募った上場企業は91社で、前年の2.6倍だった。今年は1月14日時点で、すでに20社が希望退職を募集している。

 コロナでの労働者の昨年の解雇は8万121人にのぼる。しかし実際の解雇はこの何倍にもなると見られている。非正規などの仕事を失った人は何十万人にもなる。

 ちょっと景気が悪くなったり、今回のような感染症で経済が悪くなると、別に会社の利益が減少していなくても、リストラに取り組むのが日本企業の特徴になった。生産性を上げるための設備投資をするわけでもなく、真っ先に労働者をクビにして人件費を削減するのが常識であるかのような経営が増えた。

 じつは何らの経営責任を明確にせず、設備投資や経営戦略を明確にすることなく、真っ先に労働者のクビを切るやり方は、実は一番避けるべきやり方なのだ。退職強要のリストに載っていない労働者の勤労意欲をも削ぐことになることは、企業にとって大きな損失となる。日本の労働者の勤労意欲はいまや先進国最低なのである。

 それにもかかわらず、経営者は、この機会に日ごろ気に食わない労働者、いつも上司のやり方にクレームを出す、いわゆる煙たい労働者を、この機会に便乗して追い出そうと考える。新世紀ユニオンの組合員の中にも数名の人が、配置転換を内示されたり、始末書を書かせようとしたり、処分の布石とも思える動きが表面化している。

 幸いユニオンの個別の対策で当面の雇用は守られたものの、ユニオンに加入していない労働者はどのように雇用を守っているのだろうと心配になる。

 組合員の皆さんには、自分の周りの労働者に、新世紀ユニオンに加入して雇用を守るように助言していただきたい。組合員は、職場・地域の組織者、宣伝者(=オルガナイザー)として活動してほしいと思っています。

 労働者大衆に、ユニオンに加入し団結することで雇用を失うことなく安心して働けることを呼び掛けてほしい。労働者は団結しないと無力だということを自分の周りの大衆に働きかけてください。

 オルガナイザーとはヨーロッパで労働運動が広がり始めた古い時代から、労組の勧誘者、組織者に対する呼び名です。

 たとえコロナ渦であろうと、違法解雇は違法解雇であり、希望退職といっても、多くが違法な退職強要であり、ユニオンに加入し、闘って、少しでも多くの解決金を取ることが、今後経営者に解雇を思いとどまらせることにつながります。労働者は職場の組織者(=オルガナイザー)であれ!
 
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