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新世紀ユニオン発行のニュース

闘う上でのモノの見方考え方

 職場で矛盾が激化した時の物の見方は重要です。労働者と経営者の関係は「対立面の統一の関係」にあります。ですから職場の局面を見るとき必ず、①相対的に見なければなりません。

 相手があるときは、自分の希望だけから見るのではなく相手がどう考えるかを考慮しておかねばなりません。(闘うために)「就業規則を見せてほしい」と言ったら懲戒解雇してくる場合があります。相手の出方を考慮しておかないと後手に回ることがあります。

 次に重要なのは ②法律的枠組みを考慮しておくことです。労働者が期間契約で、あと契約期間が1か月しかないとき、闘えば必ず相手は契約を更新せず、雇止めにしてきます。このような時は契約の更新後に闘わねばなりません。つまり労働者には闘ってよいときと、闘ってはいけないときがあります。

 次に重要なのは 物事には段階性があるということです。③獲得目標は何か、それを実現するには証拠は十分か、(証拠もいろいろあるのです。)あと必要な証拠は何か?つまり闘う前に十分に準備する必要があるということです。証拠もとらず闘えば敗北は確実です。

 ④闘い方についても考慮しなければなりません。闘いにはユニオンが前面に出て、団体交渉を申し入れる場合と、本人の名前で書面を渡して、ユニオンが表に出ないで雇用を守る場合があります。相手の経営者の性格と、問題の性質を考慮して戦術を立てねばなりません。

 つまり、労働事案での闘いには、段階性があり、また相手があり、法律の枠組みがあるので、これらを十分検討し、考えて、準備をした上で闘わねばなりません。よく新入組合員がこうしたことを踏まえずに、すぐに「裁判がやりたい」といってくる人が案外多いのです。

 こうした人に限り指導に従わず、自分から敗北を招きます。自分の願望を政策に変える過ちが案外多いのです。

 ユニオンに加入しているのに専門家の指導に従わず、素人考えを押し通すわがままな人が多いのです。自分が分からないのであれば納得いくまで質問して戦術の意味を理解しなければ、勝利できないことを知らねばなりません。

 つまり闘いにあたり、組合員とユニオンの指導部は(1)情勢認識の一致 (2)方針(獲得目標と戦術)の一致 を図っておかないとうまくいかないのです。したがって労働者は普段から思考方法を科学的なものにしていくようにしなければいけません。労働戦線においては、いつもいつも、ワンパターンの闘い方が通用する世界ではないということです。 
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