労働者の闘いは、職場闘争、賃金闘争、雇用を守る闘争、パワハラ・セクハラとの闘い、裁判闘争、街頭闘争、宣伝・言論戦などがあります。職場闘争とは職場の労働者と団結して職場の改善を闘うことであり、賃上げ闘争は職場の過半数を組織していないと無理です。
裁判闘争は団体交渉で解決できないときは闘わざるを得ません。街頭闘争とは、反戦平和の闘争などで街頭デモを行うなどを指します。
つまり労働者階級の闘いは、様々あるが、その組織的段階やユニオンの特徴などからあらかじめ限定的です。つまり労働者の闘いは組織的限界があることを認識しておかねばなりません。したがって和解や妥協が避けられませんし、つまり力関係が反映します。
こうした労働者の闘いには、はじめに問題の暴露、宣伝が効果を発揮することが少なくありません。経営側の違法行為や不当性を暴露することは交渉を有利に運ぶ上で欠かせません。
新世紀ユニオンが他の労組と違うのは、ネット上の宣伝が鋭いこと、ゆえに経営側はブログ記事を交渉条件として削除するために解決金で譲歩しなければなりません。とりわけ違法行為のやり得を狙うブラック企業にとっては、新世紀ユニオンのネット上での宣伝は腹が立つことであるのです。
新世紀ユニオンに対し、ネット上でデマ・中傷で攻撃する「狂人日記」は、こうした新世紀ユニオンの正義の宣伝をできないように、社会的信用を無くし、組織をたたきつぶす目的で行われています。
しかし日本は民主主義の社会であり、こうした違法な攻撃は、IPアドレスで犯人を突き止められる可能性が強く、したがってこうした違法な敵の反撃とは組織を守る上では闘わざるを得ません。
何者かが行った「元会計係」に成りすました委員長へのひぼう中傷の組織破壊攻撃も違法な労組への不当労働行為です。またダイヤモンド電機の新世紀ユニオンへの110万円の慰謝料請求裁判も、同様な違法な攻撃であるのは明かです。しかしこのこの攻撃は合法的な訴訟として行われているのが特徴です。
委員長のブログで、社長を「不良経営者」と表現したことが違法だというのですが、この事案は専門職である元社長秘書が工場の現場に配置転換され、給料を約13万円に一方的に下げられたという事案です。
団体交渉が決裂した3日後に訴状が出され、その後当の組合員が逃げ出した事案で、はじめから新世紀ユニオンを陥れた可能性が強い事案です。つまり、これも違法行為である可能性が強いのです。
この会社の社長は株価を3分の1にさげ、会社の借入金を17億円から250億円に増やし、社員150名をリストラしました。不良経営者というのは正当な表現なのです。つまり「不良経営者」という表現が事実であり、しかも社会的にそれを知ることが株主などには意義がある以上、慰謝料そのものが不当な要求なのです。
ダイヤモンド電機の代理人は「ユニオンが組合員の言うことを信じただけ」という意味の書面を出しています。しかし労働組合が組合員の言うことを信じ寄り添うことがそもそもの役割なのであり、それゆえに労働組合法は労働組合に刑事免責・民事免責を定めています。
したがって現在慰謝料裁判と地労委を闘っているのは正当な闘いなのです。(裁判はお金を節約するために弁護士は立てていません)
つまり現在行われている新世紀ユニオンへの攻撃=「狂人日記」「元会計係」「慰謝料裁判」はいずれも新世紀ユニオンの宣伝活動を叩き潰す目的で行われているのです。
新世紀ユニオンがリストラやパワハラやセクハラとの闘い方をネット上で公開していることが気に食わない敵の攻撃であり、新世紀ユニオンはこの表現の自由を守る言論戦を断固戦い抜く決意です。
組合員の皆さんは、職場の現状を投稿に書くことで、宣伝戦に参加することが重要です。民主主義社会では表現の自由が認められています。投稿を増やしてユニオンの戦いに参加しましょう。
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