新世紀ユニオン発行のニュース

◆社員の職業能力向上に反対する会社!!

 私は関東に本社をおくグローバル企業に入社後、国際営業部に配属されました。研修先の国内営業部では、将来に備え、語学学習に注力しておりました。当社では、海外の重要拠点で要職を歴任したOBが語学講師を担当し、現役社員に業務英語を指導しております。受講生から好評の講義ですが、必ずしも参加者が多いわけではありませんし、出席率も低い状態にあります。研修出席・課題提出は、入社1年目だった私のみの回も多々ありました。

 先輩社員は、会社の設定した販売計画のため、毎日9時、10時までサービス残業を強いられているのです。さらに営業部長は、昼休みは仕事ではなく語学の勉強し語学研修皆勤の私を、営業には不向きであると評価し、人事部に報告しておりました。人事部も、私の行為は非難されるべき行為であり、社員は本業に励むべきであると説くばかりです。

 さて、海外の現地社員の英語力は日本人のそれを上回っており、日本発の交信文書はクレームの元になっております。元役員だった英語講師もそれを憂い、人事部に意見書を提出するほどです。当社の組合が月200時間の時間外労働と全休日の返上を会社と協定したこともあり、現在は私も満足に語学学習できなくなりました。こういった会社の教育方針と、社員のプライベート無視の経営が、優秀な若手社員の流出を招いております。

就業規則にまで「社員は進んで自己研鑽に励まなければならない。」と規定しておきながら、職業能力開発の機会を奪われているのが現状です。会社にとって、「自己研鑽」とは、「サービス残業」を意味しているのではないかと思えてきます。
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