新世紀ユニオン発行のニュース

◆サービス残業でつじつま合わせ!

 7月、8月はお中元のシーズンで郵便局に限らず民間の宅配業者も大忙しです。繁忙期に関わらず配達要員が新たに雇われて いないのに小包がとてつもなく増加しています。局によっては休日出勤とサービス残業でつじつまを合わせています。

 増加している小包のほとんどは大手百貨店からの差し出しです。以前なら各百貨店が独自に下請けの配送センターを持っていたのですが、百貨店のリストラ経 営の中、下請けを廃止した分郵便局をはじめ各宅配業者に荷物が押しつけられています。

 百貨店「様」差出小包は特別扱いされています。

 (1)包装紙を傷つけない。百貨店のブランドを傷つけることになる。

 (2)配達時間帯指定が厳しい。特に午前指定が多い。

 (3)何か事故があればゆうパックコールセンター経由で差出百貨店へ相談・報告する義務がある。

 (4)普通は差出人・受取人ともお客様扱いするのですが、百貨店差出は差出人のみお客様扱いをする。あくまでも百貨店のお客様として扱う。

 先日、某局で配達時間帯不遵守事故が発生しました。「午前中」指定なのに正午を過ぎていたことです。人員不足の結果です。書留、小包を配達したときは、 携帯端末機でバーコードを読んで当該郵便物の配達日時を入力します。このデータはFOMAで送信されて、直ちにインターネットの追跡サービスに反映されま す。各百貨店はそれを見て、約束通りに配達されているか常に監視しています。1分でも遅れれば直ちにクレームが入り重大事故になります。

 郵便局は保冷郵便(チルドゆうパック)が危ないです。クーラーボックスほどの丈夫さもない保冷容器(チルドボックス)に蓄冷材が1個か2個入れているだ けです。もともと郵便局は単車で配達するための装備しかありません。こんな装備で、軽四に3時間も乗せられたのでは、本来冷たいはずのものがぬるくなって しまいます。

 郵便局が「食の安全」を脅かしています。これを私たち労働者の責任にするとは気分が悪いです。ライバルであるヤマト運輸は配達する自動車(クール宅急便 対応)まで冷凍冷蔵庫が装備されています。最後の最後まで冷蔵庫に入っています。保冷の荷物を受け取る立場に立つと、クール宅急便がいいに決まっていま す。

 保冷扱いの追加料金はサイズと重さによって何段階かあり、チルドゆうパックが190円から640円なのに対し、クール宅急便は210円から610円で す。ほとんど同じ金額なのにヤマト運輸では冷蔵車に載せてもらえます。

 もっとも、郵便局がきちっと増員して人員確保していれば、単車の強みを生かして保冷でもヤマト運輸に対抗できるのです。
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