fc2ブログ

新世紀ユニオン発行のニュース

雇用を守る上で重要なこと

 コロナ感染症を2類から5類(風邪並み)に変更する話が出ています。現在コロナ感性症対策で雇用調整助成金が特例措置で解雇を回避して休職させる場合、一人一日当たり15,000円の上限額が支給されます。つまり現在は雇用調整助成金があるので解雇が回避されていますが、10月からの5類変更後解雇が急増する可能性があります。

 なぜなら国民経済はすぐにはコロナ前には回復しないからです。そこで雇用を守る上で重要なことを再度学びなおしておく必要があります。

(その1)普通解雇は解雇権濫用法理が労働契約法16条で明文化されています。ですので裁判実務では労働者から「落ち度なく勤務してきた」などの概括的主張があれば、解雇権濫用法理の評価根拠の具体的主張がされたものとみなされます。

 ですから日ごろのまじめな仕事ぶりを示す証拠をそろえることが重要となります。例えば教師であれば学生の授業への感想文を書いてもらっておくこと、営業マンであれば営業報告書などのコピーを残しておくなどが重要となります。

(その2)退職勧奨が始まるとき、まず上司の面談が行われます。この時「なぜ自分が辞めなければならないのか?」「なぜ自分なのか?」きちんと質問して証拠の録音を残すことが重要です。その上できちんと「私は辞めません」と答えてください。

(その3)会社が安上がりに自己退職に追い込むため、5万円に賃下げを受け入れるよう迫る手法が広がっています。労働契約法は労使の合意が泣けれな契約を解消することも、労働条件を変更することもできないことを定めています。賃下げは断固拒否しましょう。

(その4)「お前には能力がない」と仕事の取り上げをしてきた時は、仕事の取り上げはパワハラであるとして抗議し、録音を残すこと。ただし、会社側が部門閉鎖を主張してきた時は、配置転換を拒否すると懲戒解雇が来ます。

 部門閉鎖の場合仕事の取り上げ=パワハラとはなりませんので注意してください。ただし部門閉鎖が偽装である場合は仕事の取り上げはパワハラとなります。

(その5)出向や配置転換が来たときは、拒否してはいけません。出向や配置転換は解雇回避措置として裁判所は認める可能性があるので、柔軟な対応が必要です。この場合ユニオンと相談して慎重に対応することになります。

(その6)他の社員との差別、さまざまな嫌がらせがされてきた時、きちんと証拠を残すことが重要です。解雇の場合様々なでっち上げをしてきます。「同僚に暴言を吐いた」とか「同僚とケンカした」とか様々なでっち上げをしてきます。この場合昼休みなどの懇談の録音が有効となる場合があります。

 解雇事案で重要なのは証拠を残すことです。ですから上司への社内メールは非常に有効です。質問や意見、疑問点などを社内メールで対応しておけば証拠になります。

 自分が排除の標的になったと感じたらユニオンと相談して、証拠を残す活動を辛抱強く進めなければなりません。会社側はこの退職強要の中で様々な罠をしかけてきます。ユニオン指導部との意思疎通を強める必要があります。以上参考にしてください。
スポンサーサイト



!!ここに掲載の広告は 当ユニオンとは一切関係ありません!!
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
 ブックマークこのエントリをはてなブックマークに登録 このエントリを del.icio.us に登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 この記事をPOOKMARKに登録する このエントリをSaafブックマークへ追加 newsing it!

プロフィール

ユニオンニュース

Author:ユニオンニュース



一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」が発行するニュースのサイトです。

新世紀ユニオンの組合費、拠出金等に関する高等裁判所の判決文を掲載しました。 拠出金高裁判決

検索フォーム
アーカイブ

カテゴリ

最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード
  1. 無料アクセス解析