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ウクライナ戦争で誰が戦略的に有利になるのか?

 ウクライナ戦争はロシアを疲弊させ、ウクライナを廃墟にしています。この両国は戦争当時者とはいえ、この戦争で戦略的利益はありません。むしろ戦争の長期化はこの両国を疲弊させます。

 欧州は、ユーロ経済圏を東欧・ロシアに広げつつあったのが、ウクライナ戦争で分断されました。しかもロシアからの安上がりな天然ガスが輸入できなくなり欧州の経済は破たん寸前です。

 エネルギー価格が数倍にも値上がりして経済上の打撃は計り知れません。欧州の分断でユーロ経済圏は縮小しました。

 アメリカは2014年にウクライナでクーデターを画策し、外人部隊を送り込み、ロシアをウクライナのNATO加盟で挑発し、「アメリカは介入しない」と表明してロシアを戦争に誘い込みました。

 この結果、原油価格の高騰と穀物価格の2倍になり、しかも武器の販売でアメリカは大儲けしています。アメリカは産油国であり武器が主要な輸出国なので当然です。

 しかしウクライナ戦争はアメリカを経済的に潤おわせていますが、反対にユーロ経済圏に打撃を与えています。

 しかし他方で戦争の長期化と、プーチン体制が倒れないと、アメリカの戦略的狙いは失敗し、世界の分割はグローバル時代の終焉であり、世界通貨の多極化を促すことになり、戦略的には一極支配のアメリカには失敗と言えます。

 この戦争で一番利益を享受しているのは世界支配を夢見る中国の習近平ファシスト政権です。中国はウクライナ戦争に中立の立場を維持しつつ、ロシアからの格安の原油輸入を50%以上増やして経済的利益を受けています。

 ロシアは中国の軍事支援が受けられないので、北朝鮮から対地ミサイルを大量に購入しました。北朝鮮もウクライナ戦争で経済的に利益を受けています。

 しかし戦略的に見て一番ウクライナ戦争で利益を受けているのは中国です。強国路線で軍事超大国の地位を目指す中国は、ウクライナ戦争で競争相手の欧州・ロシア・アメリカが経済的に疲弊することで、世界覇権の戦略的利益が棚から牡丹餅のように有利な地位を獲得することになります。

 インドは非同盟外交で、クアッドに参加しながらロシアから格安で、大量の原油を輸入し、精製して輸出し大儲けしています。

 世界の通貨圏が、ドル圏・ユーロ圏・元圏に分かれる多極化は、ドルの一極支配の終焉であり、中国には願ってもないことです。

 それとは逆に日本は戦略的に3正面に核保有国の敵を持つことになり、戦略的に極めて不利な局面を迎えることになっています。これはアメリカのバイデンが引き起こしたウクライナ戦争が、ロシアを中国の側に追いやった結果です。

 中国がファシスト政権化している中では、日本の戦略的困難は非常に大きいと見なければなりません。
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