文部科学省は7月14日に新学習指導要領解説書に竹島を初めて領土問題として、韓国との間で竹島をめぐり主張の相違があ ることにも触れるよう求める記述を加えました。
韓国側は態度を硬化させ、駐日大使の召還を決めるとともに「竹島」(韓国名・独島)の実効支配を強化する方針を示しています。せっかく日韓関係がうまく いき始めたと思ったら文部科学省が外交を破壊したと言う感じです。
私はこれまで文部科学省は日の丸と君が代と愛国心教育以外に関心がないと思っていました。
日の丸も君が代もアジアの人々にとってみれば侵略のシンボルです。それが今度は他国と争いのある領土問題です。文部科学省の狙いを見る上で、日の丸、君 が代、愛国心教育、領土問題とくれば反動的民族主義による戦争準備を狙っていると周辺の国々の人たちには見えます。
日本は戦後60年以上たつのに、いまだにアメリカの軍事基地が多数存在する従属国です。しかし文部科学省は“対米自立”については口をつぐんでいます。 そしてことさら日本の周辺国と対立を激化させようと歴史の歪曲をやり、領土問題を教科書に盛り込もうとしています。まるで在日米軍に日本を守ってもらう必 要条件を捏造しているように私には見えるのです。
本当に愛国者であるなら、対米自立のための教育をするべきだと私は思います。文部科学省の歴史の見直しや、愛国心教育の裏に親米反動派の隠された狙いが あると思います。
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