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新世紀ユニオン発行のニュース

新入社員が働くための不可欠な知識!

 企業による募集に対する労働者の応募は、法律的には労働契約申し込みであり、内定通知もしくは内々定は申し込みに対する承諾です。ゆえに内定で労働契約は成立しています。しかし、この時点での雇用は「解約権留保付き」の雇用契約が成立しています。

 内定取り消しには雇用契約の一方的解約、すなわち解雇であり、それには「客観的に合理的と認められ社会通念上相当として是認できる」場合に限られます。(判例大日本印刷事件)内定を取り消されたらユニオンに加入して、取り消しの撤回を求めるべきです。

 入社にあたり、求人情報と労働契約書の内容が食い違う場合、面接の場で労働契約書と求人情報の違いを確認する必要があります。

 求人広告や求人票は労働者の求人申し込みを誘引するものであり、求人広告や求人票と面接時に示された労働契約書の内容が違う場合が少なくありません。この場合労働契約書の内容が重要で、入社後に文句を言っても始まりません。面接の場で労働契約書の内容の変更を求めなければいけません。

 新入社員としての初めの雇用は、ふつう試用期間3か月間は解雇権留保付きの雇用です。試用期間とはいわば見習い期間であり、履歴書などでわからない点を見るための期間です。ですからこの期間に人事が手先を使い「上司の悪口を話しかけ」てきたり。

 「社長の入社式のあいさつの感想」を聞いてきたりして探りを入れてきます。上司の悪口を聞かされた時は必ず「私はいい人だと思いました」と否定してください。間違っても悪口に悪乗りしてはいけません。

 試用期間の定めが就業規則にある場合でも、労働契約自体は期限の定めのない通常の雇用契約です。したがって本採用拒否には「客観的に合理的と認められ社会通念上相当として是認できる」場合に限られます。この期間内は会社の上司への批判などには相づちを打たないように気を付ける必要があります。

 職場で働き始めると、さまざまな問題が生起します。例えば入社時の賃金額が守られない、職場でのいじめ・パワハラ・セクハラなど。残業代未払い、さまざまな差別、配置転換など問題が次々生起します。

 とりわけ中小企業の街、大阪はブラック企業が多く、違法な攻撃が珍しくありません。この場合、試用期間内は証拠を残すだけにして、できるだけ我慢し、上司や同僚に不満や文句は言わないようにしてください。試用期間が過ぎれば自動的に本採用になりますから、問題の解決は試用期間が終わってからにする必要があります。

 会社が支給する携帯(スマホ)やパソコンの不正使用には、くれぐれも気を付けてください。営業中にパチンコ店に入り、位置情報でサボりを把握され解雇になった例や、パソコンで業務と関係のないインターネットで遊んだり、パソコンでゲームを仕事中にしていたのが監視ソフトで把握され、解雇された例もあります。

 就業規則で定められた、してはいけないことを常に忘れず。解雇の口実を与えないように気を付ける必要があります。特に会社の機密情報=顧客情報や技術情報などを無断でダウンロードして、即時解雇される例が多いのです。

 昼休みに同僚に「給料が安いのでユニオンに加入を考えている」と言った発言が、上司にチクられて解雇になった人もいます。また、昼休みに同僚に「残業代を払わないのは違法だ」と話し合って解雇された例も少なくありません。同僚であっても、相手がライバル視していたり、仲間意識のない人も多いので気軽に信用してはいけないのです。

 雇用を守るために、早めにユニオンに加入して、わからない法律的問題を相談できるようにしておくこと、労働者が必要とする法律知識を問題が起きる前に学んで置くことが必要な時代なのです。解雇されてからでは遅いのです。
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