正月に入ってからこの職場では郵便配達中における交通事故が5件以上も起きています。このうち1件は配達中の職員が亡く なっています。ついにうちの班からも事故が起きてしまいました。
班員が交通事故を起こせば、「自主研」(強制です)として「交通事故事例研究会」が行われます。1時間以上かかります。これは「自主研」のため労働時間 にはカウントされません。事故を起こした当事者とその班員をはじめ、役職者と課長と総務課長および支店長までも参加します。
当事者を追及するのではないというのですが、この会で決定したことが基本動作に追加され、それを怠って事故を起こせば問責プラス配達業務外しです。
事故の内容は、職員のバイク対自転車の出会い頭の衝突事故です。道幅は同程度で職員側が走っていたのは抜け道として利用されている道路です。この交差点 は見通しが悪くカーブミラーが設置されています。どちらも一旦停止も徐行もしていません。道幅は狭いし、一旦停止の標識がないから一旦停止しないのでしょ う。
相手側は軽傷です。私が働いているところは地域的に自転車のマナーが全体的に悪いそうです。歩道内の猛スピードや一時不停止は当たり前です。警察は反則 金を払ってくれる自動車やバイクばかり捕まえるのに、自転車は事故さえ起こさなければどんな運転をしてもいいのでしょうか。
この会で決まったことは2点です。一旦停止のない見通しの悪い交差点にさしかかるときはいつでも左足が地面に着ける(単車の場合)ような速度で走行する ことと、朝ミーティング時に前日の危険個所を発表することです。おかげでいらぬ仕事が増えてしまいました。
交通事故対策を「自主研」でするのなら、会社主導ではなく、組合主導としてやってもらいたいです。当然課長以上の管理職は必要ありません。交渉の時に伝 えればいいのです。交通事故を起こして不利益を被るのは、必ず当事者本人なのですから、組合がきちんと仕事してもらいたいです。人員不足の上に私たち職員 個人に責任を押しつけられたのはたまりません。
もうすでに次の仕事探しが始まっています。
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