いま、道路特定財源として、揮発油税暫定税率をどうするのかが与野党間で議論されています。暫定税率を廃止してその分ガソリン代を値下げしたり、道路建設のためのあのお金を使って役人のためのマッサージチェアを買ったりしているといわれています。
最近、新名神を走ったついでに亀山から四日市付近のガソリン代を調べてみました。レギュラーで1リットル140円~150円くらいはします。日本一ガソリン代が安いといわれている地域でこの価格です!
この状態では、社会全体が「自動車に乗るな!」と語っているかもしれません。ガソリン代が高いのは税金の問題ではなくて戦争が問題なのです。石油外の代替エネルギーはもっと高いのです。かといって、揮発油税を一般財源に回すのはガソリンだけの消費税の値上げと同じです。
しかし、道路財源は走った分だけ支払う揮発油税だけでなく車検のたびに支払う自動車重量税もあります。ガソリンを値下げしたのはいいけれど重量税などが増税したのでは本末転倒です。いま、道路に関してお金をかけるべきところはいくらでもあります。
『歩車分離の原則』に従って、子供でも安心して歩ける歩道を造ること。自転車専用道の建設。列車事故の防止を考えて、踏切は原則廃止する。せめて、踏切信号(これがあれば踏切で一時停止しなくてよい)ぐらいは設置する。
いらない道路は思い切って廃線!?し、切り崩される前の山に復活して植林する。救急車が通るために道路建設が必要だというのなら、だったら病院と医師をこの地域へ連れてくればよい。車が通れなければヘリで飛んでもよい。
道路はこれ以上必要ありません。自動車が高性能化した今、現在の道路事情で十分に対応できています。鉄道なりバス専用道で地域の活性化を図ってほしいです。
現在生産されている乗用車は1,500ccクラスの大衆車でさえも幅広の3ナンバーです。ましてや、LEXUS車の幅は5ナンバー枠を10cm越える 1.8mです。最近造られている道路(バイパス)はこれらの車が何の気兼ねなく走行できるような道幅がほとんどです。
全体として見通しがよく、カーブが少ないのでスピードを出すのに打ってつけです。そういった道路(バイパス)を造っておいて交通安全や騒音対策と称して制限速度を低めに設定しネズミ取りして警察は手柄を立て反則金を稼いでいるのです。また、新しく造られた道路(バイパス)は一時的に快適なだけでこの後に続く道路は道幅が狭いこともあり、合流のためによけいに渋滞します。
環境対策には、ガソリンの売り上げの一部や道路工事費用(建設会社に入る売り上げ分)の一部を植林等に充ててもらいたいです。失われた自然を戻すのもまた建設業界の仕事です。したがって揮発油税の全額を環境対策に充てるのではありません。
渋滞対策としては、バイパスを通すのではなく、ロードプライジング制(渋滞(混雑)課金)を採って集中している交通量を減らしていくのが筋でしょう。中途半端なバイパスを造れば造るほど特に合流地点での渋滞や事故が増えるだけです。
交通安全対策の一つはは、『歩車分離の原則』に従うことです。今までの幹線道路のほとんどが安心して歩いていられないので、『歩車分離の原則』に従って補修するだけで莫大な予算が必要だと思います。
信号機や標識を立てるのに交通違反の反則金を財源とするのは直ちにやめていただきたい。道路財源から充ててほしいです。標識が老朽化したら警察はドライバーやライダーに罠を仕掛けてノルマ達成のために「交通違反」をでっち上げしているのでしょうか。警察のノルマ制は止めるべきだと思います。
スポンサーサイト