福知山線事故で107人の乗客を死なせたJR西日本の企業体質は当時からハラスメントに等しい日勤教育などが問題にされた。当然大事故につながる体質は改善されたものと思っていた。
ところが3月31日の新聞各紙は、JR西日本の列車2編成が緊急列車停止(EB)装置を取り外したまま列車を運行していたことが分かったと報じている。
車両点検に伴い、装置を取り外しながら、再設置を忘れていたものである。この緊急列車停止装置は、福知山線事故のあと国土交通省が省令を改正し、設置を義務付けたものである。また同時に非常時に付近の列車に停止信号を出す「TE装置」と速度検出装置も併せて外されていたという。
JR西日本では車両点検にあたってチェックシートを使用していないのであろうか?取り外した装置の再設置を忘れるなどは考えられないミスである。
JR西日本が福知山線事故後、安全第一の体質に改善されたと信じていた乗客を危険にさらしていたわけで、まったくバカにした話で、タルミが続いていると言うしかない。
忘れるという字は心が亡ぶと書く、JR西日本の安全軽視の体質は、未だ問題あり、と言うしかない。
JR西日本経営陣は、社員の心が亡んでいないか今一度点検し直した方がいい。
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