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安全指導の狙いは事故を本人責任にするため?!

 私達郵便事業会社では、2008年2月25日(月)の奈良県内の某支店において郵便配達業務中の死亡事故以来、交通安全に対して様々な施策が下りています。
 その施策とは、出発時の8の字走行(駐車場の車と接触する危険性大)、二段階一旦停止(取り締まり付)、反射タスキの着用(単車に乗っていなくても着用)、洗車(ホイールやマフラーなどのメッキ部が汚れていればイエローカード)などです。また、毎月開かれる「交通事故防止協議会議」の中で「配達の早いものは配達の遅いものを指導すること」や「毎週○曜日はノー残業デー」を決定事項として私達に施策として下ろしています。スピードを出せば事故が減るということでしょうか。会議で決定されたことは、私達に証拠となる文書を一切渡さずに、署名と印鑑だけはきちんと取っているのです。
 反対に、一度も聞いたことがないものが4つほどあります。
1.方向指示器・・・「右左折や転回の合図は30メートル手前で」や「発進時には合図をする」など
2.単車の洗車のうち、視認性や被視認性にかかわるもの・・・ミラーやライトのレンズなど
3.クラクション・・・苦情が入ったり交通トラブル起こすのが怖いのでしょうか。クラクションを鳴らさなければ自分が事故に巻き込まれる場合があります。本来は、自分の存在を音で知らせるためにあります。
4.郵便配達用の自転車が無灯火・・・自転車で配達する人は昼間だけしか乗らないと思っているのでしょうか。ダイナモ式か電池式かどちらかでいいから装備しておくのは常識でしょう。トンネルの中など、昼間でもライトをつけなければならないことはあります。

 事故の危険をいち早く発見し、また、自分の存在をいち早く相手に知らせることこそが「防衛運転」なのです。支配力強化のため交通安全におよそ関係ない施策を私達に数多く下ろして、管理職の前で、出発時の交通安全宣言「おはようございます。日本郵便○○支店の○○です。」(最近になって接遇マナー向上のためにこの一言が交通安全宣言文に組み込まれた。)その後交通事故で亡くなった方の遺影に手を当てて「本日も防衛運転を行い絶対交通事故を起こしません。○○して行ってきます。」をしなければ、配達に出られません。
 というわけで、事故の原因を人手不足から本人の不注意にすり替えるための「安全指導」だと私には見えるのです。
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