新世紀ユニオン発行のニュース

◆働く女性は平等を勝ち取る意識性を持とう!

 現代は、社会的生産手段を所有する資本家階級と労働力以外売るものがない労働者階級の、支配と従属の階級社会であり、したがって男女の平等も憲法や法律上での形式的平等と実際の差別という階級社会特有の矛盾を抱えています。

 経営者にとって低賃金でいかに労働者の家庭生活(労働力の再生産)を成り立たせるかは重要なことです。したがって女性を低賃金にし、職場から家庭にもどし、無償の家事労働と育児労働に携わさせることは彼らにとって重要なことです。

 ここから経営者が女性労働者に結婚退職を強要したり、結婚を機にパートに切り替えたりするのです。女性労働者を短期回転の安上がり労働力とすることで企業は超過利潤が手に入るのです。男女雇用均等法が改正されても、企業は正社員からパートや派遣という形で男女の賃金差別を温存するのです。法律上の男女平等は実質的には形骸化しています。

 女性の“永久就職”といわれる結婚で、夫が働き妻は家庭に入り家事労働を分担することは、男女の経済的不平等が家庭内での支配従属関係を形成し、女性を家内奴隷の地位に貶(おとし)めることになります。

 つまり真の男女平等は、女性が経済的に自立することが必要条件となるのです。日本においては女性が結婚し子育てしながら職業を持つことが、保育所の不足等から難しいため少子化が深刻化し、また結婚しない女性労働者が増えています。

 資本主義社会においては男女平等には限界があります。日本では男女の同一労働同一賃金すら未だ実現できていないのです。

 共働き夫婦の間の最大の問題は、過重な家事と育児を夫婦が協力して分担できるかという問題であり、低賃金ゆえに外食ですます等の家事労働の軽減は経済的な限界があるので夫婦が協力するほかないのです。つまり女性の家事労働からの解放は資本主義社会では限界があるということです。

 規制緩和で長時間労働が常態化している下ではなおさら女性にしわ寄せがされています。

 リストラ攻撃は高齢者と女性に集中しています。女性を低賃金の使い捨て労働力として、正社員から派遣やパートへの切り替えが進んでいます。退職強要は社会的弱者である女性に対して最も露骨な形態を取ります。暴力やいじめ、セクハラさえ退職強要の手段となっている現実があります。

 女性の場合、経営者の攻撃に対してほとんどの人が泣き寝入りするので、経営者の“ヤリ得”で女性労働者の地位は今急速に悪化しています。

 女性は闘わなければ職業人として自立することが難しい時代がきているのです。闘わなければ敵対的矛盾は解決せず、女性の地位を高めることはできません。今こそ女性が新世紀ユニオンに加入して闘う事が重要となっています。

 日本の女性は“耐え”“我慢”することを美徳として教育されているためか、経営者から違法な扱いを受けても“泣き寝入り”する傾向が強いのです。このことは深刻な現実であり、労働相談をしているといつもぶつかる問題です。

 職場における男女平等は、女性労働者が自らを新しい労働組合に組織し、闘うことによって一歩一歩勝利していくことが重要なのです。

 働く女性が闘って、平等を勝ち取る意識性が今求められています。
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