新世紀ユニオン発行のニュース

愚劣な政治がもたらした欺瞞社会

思いやりのある政治を求めて
 アメリカの言いなりになって「改革」の名で欺瞞の政策がおこなわれた。自由化・民営化・規制緩和の政策である。
 自由化とは、金融自由化で日本の資金がアメリカに略奪されることであった。民営化とは国民の財産を独占資本が略奪することであった。法人化された国立大学は、今や既得利益集団の腐敗とハラスメントが幅をきかす研究妨害・教育妨害の巣となった。
 「地方分権」の名で地方交付金や補助金が10兆円近くも削除され、地方経済は疲弊した。「地方分権」とは地方切り捨てのことであった。
 規制緩和で労働者の賃金は平均100万円も年収が低下した。
 安上がりの使い捨ての労働力である非正規労働者が約3分の1にまで増えた。リストラは嫌がらせで退職を強要するまでになった。
 年金は消え、医療は崩壊した。道路だけは立派になったが日本の国民は貧困化した。
 所得税の最高税率が下げられ、その分消費税が上がったことで金持ちはますます豊かになり、貧乏人はますます貧困化した。障害者は「自立支援法」で自立できなくされた。
 まとめると、「改革」とは大企業と金持ちがうまい汁を吸うことであった。その結果国民経済は疲弊し、社会は二極分化した。
 元々自民党は、大中小の資本家から農民まで幅広い国民に支えられた国民政党であった。別の表現をすれば、あらゆる階級の支持を基盤にするオールキャチ政党だったのである。ところが「改革」で大ブルジョアだけがうまい汁を吸ったことで自民党はオールキャチ政党としての地位を喪失した。つまり小泉の「自民党をぶっつぶす」という言葉は、いいかえると国民政党を大ブルジョアの党に変えるということであった。したがって自民党が国民の支持を失い、野党に転落することは必然のことであった。
 裁判員制度で裁判長に代わって人民に判決を出させるという欺瞞は、国家権力の姿をできるだけ人民の目から隠蔽したいという、権力者の欺瞞的下心がなせる業と言うべきだ。
 政府公報の清純派女優が薬物中毒で汚染されていたという事件は、政府広報の欺瞞を象徴的に暴露したといえる。国費による政府広報は、マスコミ界への撒き餌であり、言論統制の布石なのである。
 年金資金の株式への投機で、一年間で10兆円近く損失を出して、誰も責任をとらない事は、消えた年金記録等の社保庁のズサン管理と合わせて考えると、日本の年金制度が自公政権の言う「百年安心」どころが、すでに破綻状態にあることを露呈したのである。
 雇用保険すら保証されない非正規労働者を多数つくり出してセーフティネットが聞いて呆れる。
 政財官の国家財政の寄生虫どもが「財源・財源」と語る時は「消費税増税」が狙いであり、所得税の最高税率を元にもどすことではけっしてない。
 所得の再分配が国民経済を発展させるのであり、企業と金持ちに減税して貧乏人から税金を取れば、個人消費が縮小して、国民経済が縮小再生産のサイクルに入ることになる。つまり消費不況はブルジョアジーとその政府の強欲の結果なのである。
 日本をムチャクチャにしたのは財界の「改革」と称した強欲の資本主義であり、この路線は海外進出を前提にした亡国路線と言えるものなのである。
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