問 現在私は退職強要を受けています。貴ユニオンは関西ですが、私が交渉しなくてはならない会社は東京にあります。
貴ユニオンから見て信頼のおける組合は東京にありますか?教えて下さい。
答 インターネットで情報過多の人の特徴ですが、団体交渉がすべてと考えている人が多いのです。個人紛争で団体交渉で要求が通ることはめったにありません。
逆に団体交渉の申し入れで組合員と分かれば、会社がより強力に排除を進めてくるのが現状です。
新世紀ユニオンは関東でも北陸でも九州でも、団交をしなくてもきちんと雇用を守っています。団体交渉がすべてではないのです。交渉が必要であれば新世紀ユニオンの指導で本人交渉をすれば会社は警戒せず、したがって証拠も取れます。
証拠も取らず団体交渉を申し入れ、金銭解決で退職を受け入れる“能無しユニオン”が世間には多いのです。
団交をしなくとも新世紀ユニオンの指導でリストラをうまく潜り抜けることができます。これが本人には一番いいのです。団交を申し込むと組合員であることが公然化します。そうすると会社は普通意地になって解雇を執拗に追求してくる場合が多いのです。
お粗末なユニオンになると団交が進展しないとなると、本人に無理やりビラをまかせて会社を怒らせ、解雇にさせて強引に金銭解決に持ち込むユニオンもあります。
裁判もせず、団交もせず、組合員であることを秘して雇用を守ることができれば後にシコリがあまり残らず一番賢い方法です。
ユニオンのHPが団交をことさら強調しているのは要注意です。
あなたのように退職強要を受けている場合は、組合加入が分かれば会社は狂気のように排除に動いてくるのが普通なのです。
新世紀ユニオンはまずリストラを潜り抜けることを目指しつつ、証拠を集めていきます。それは最悪の事態(裁判)を考えてであり、会社とはできればシコリを残さず雇用を守るのが双方にとって一番だと知るべきです。
あなたは始めからユニオンまかせで雇用を守ってもらおうと考えていますが、団体交渉で雇用が守れることは少ないのです。
東京の会社だから関西の組合では雇用が守れないと考えるのは素人です。新世紀ユニオンは全国どこの会社であれ雇用を守ることができ、最悪解雇になっても裁判で勝てるように準備をするようにしています。新世紀ユニオンは、そうした意味で普通のユニオンとは少し違います。雇用を守ることを第一義にしていますので団体交渉は必要が無ければやりません。
団体交渉を早くやりたがるユニオンは、金銭解決に持ち込み会社から裏金をせしめようという薄汚い狙いがある場合が多いのです。
団交とは交渉の一形態にすぎません。交渉には団交・本人交渉・代理人交渉などがあります。お金をできるだけ多く取りたいなら証拠を残しつつ違法な解雇まで待てばいいのです。裁判でまとまったお金が取れます。
ユニオンにとって重要なのは雇用を守るノウハウがあるかどうかという事であり、交渉方法ではないのです。団交に過大期待を抱くことは誤りです。
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