最近労働相談でよくぶつかるのが、「新世紀ユニオンに加入する」とウソを言って相談を何回も受けながら、加入せず知恵だけを利用しようとする狡い考えの人です。おそらく組合費(収入の0.8%)を支払うのが損と考えているのでしょう。こうした人は相談相手に「ありがとう」と言えない礼儀知らずです。
こうした人は、新世紀ユニオンに加入すれば、労働組合法の保護を受けられること、したがって戦術の幅が広がり、系統的な指導が受けられ、金額も多く取れること、解決した後の身分保障も確実となるメリットが分かっていないのです。
金銭解決で退職するにしても戦術次第でたくさん取ることができます。つまり新世紀ユニオンに加入すると、個人で闘うのとでは戦術に雲泥の差が出るし、その結果金額も桁違いに多くなります。
また職場で「暴力を振るわれた」「監禁された」という労働問題以外の(刑事事件の)相談の場合はユニオンには限界があります。
弁護士法違反になるような相談はできず、せいぜい「公的相談窓口へ行ってください」「弁護士に相談してください」としか答えられないのです。ところが、その事を説明しても毎日のように無料相談の電話をかけてくる人がいます(新世紀ユニオンの無料相談は原則1回です)。組合員になればそうした問題を指導することが可能ですと言っても、加入しない人がいます。わずかな組合費を惜しんでユニオンに加入せず、結局桁違いの小額の“退職金”で解決する人が多いのです。
「欲をかいて損をする」いい例です。“餅は餅屋”という言葉を知らないのです。
労働相談をしていると、労働組合に対する不信感が意外と強いことを感じます。確かにユニオンにもピンからキリまであり、会社と交渉しながら裏で会社の手先となり、組合員を裏切るユニオンもあれば、闘い方が分からず新世紀ユニオンに相談にくる頼りないユニオンもあります。
新世紀ユニオンに加入して高い指導力を背景にすれば、交渉も審判も裁判も有利に闘えるのです。
個人紛争は本人が闘わなければならず、誰にも代わることはできません。しかし経験豊富なユニオンの指導があれば安心感が違います。不利な内容で敗北確実であっても巧妙な戦術で不利を有利に変える事ができますから諦めないでください。
日本は、弱肉強食の社会に突入しており、労働組合に加入していないと安心して働けない時代を向かえていることを知るべきです。新世紀ユニオンにあらかじめ加入して必要な知識を学び、日頃からリストラに備えることが重要なのです。
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