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新世紀ユニオン発行のニュース

職場の煙草の煙で体調を崩しました


 私は事務の仕事をしていますが事務所内は喫煙者が多く、のどの痛み、目の痛み、頭痛に時々体調を崩しています。
 窓を開けられる季節はいいのですが、今年の夏は暑く窓を開けるわけにもいかず体調を崩し何日か休みました。喫煙者が多数であり禁煙して下さいと言うと「辞めろ」と言われそうで困っています。


 日本の職場では禁煙・分煙にしているところが増えつつあるとはいえ、まだ半数以上が煙草の煙たなびく有害な職場です。
 実は2008年3月1日から「労働契約法」が施行されています。同法の第5条は「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう必要な配慮をするものとする」と定めています。
 つまり使用者(会社)は、労働者の生命・身体の安全への配慮義務があるということです。したがってあなたが「職場を禁煙にしてください」と申し出ても、それを理由に解雇することはできません。
 あなたが受動喫煙で体調を崩し休んだのなら、慰謝料を請求することができます。この場合体調の不良が業務(職場環境)に起因するかを立証しなければなりません。
 医師の診断書や同僚の陳述書を取っておくといいでしょう。
 会社内に喫煙所を作り、分煙ができるよう書面で会社に改善を求めて下さい。煙草の煙は発がん性があり、大変有害です。実際に被害が生じているのですから、労働者本人から書面で改善の申し出があれば、経営者は労働契約法第5条に基づき必要な配慮をしなければなりません。
 もし職場の分煙や禁煙を申し入れたことを理由に不利益な扱いをすれば、それは違法行為ですから恐れる必要はありません。しかし万が一を考え録音を録ったり、証拠を残しながら進めて下さい。
 もし職場の喫煙を放置している結果、退職せざるを得なくなった場合は慰謝料を請求することができます。職場で煙草の煙がたなびく様子をビデオやカメラ(携帯)に記録しておくと証拠になります。
 煙草の受動喫煙は非常に有害とわかっているわけですし、女性、とりわけ妊娠中の方は胎児にも悪い影響があるといわれています。したがって会社に職場環境の改善を求めることは当然のことであり、会社内の一角に喫煙所を設置することなど、簡単なことであり、恐れることなく、正々堂々と分煙、もしくは禁煙を求めて下さい。
 もし禁煙を求めたことで「辞めろ」と言われたなら裁判で闘えばいいのです。この場合の解雇は違法ですから100%勝利できます。裁判までやりたくないのなら、信頼できるユニオンに加入して団体交渉で解決を目指すこともできます。
 受動喫煙で肺がんになる例も少なくないので会社に対して恐れることなく禁煙もしくは分煙を行うよう要求すべきです。
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