今週に入ってから総選挙戦が本格化しました。今度こそ政権交代を望むべく選挙区・比例区とも民主党に投票します。
ところで、共産党の演説方法で気付いたことが3つあります。
(1)演説なのに原稿を見ながらやっていること(棒読み)
(2)中年女性の候補者が日焼け防止と称して帽子をかぶっていたり日傘をさしながら選挙運動していること
(3)消費税反対(=廃止)ではなくて消費税減税にダウンしていること
今までは、大衆課税・金持ち優遇である消費税は最初から反対しているということで、私は共産党を支持していたし、共産党に投票し続けていました。けれども、小選挙区制では、自民か民主のどちらかしか当選しえないのです。それ以外の政党は、選挙協力なしには生きていけません。それにもかかわらず共産党は野党としての選挙協力していません。民主党の票を奪って自分が当選するのはいいが、そうではなくて自民・公明が当選するのです。
今回の総選挙は、政治家だけでなくて私たち庶民の命がかかっています。極端な話をすれば、生活苦で自殺者が増えるのか減るのかが8月30日で決まってしまいます。ところが、庶民の味方になるはずの共産党は、今回の政権交代選挙に対して態度があまりに杜撰です。
(1)は、候補者本人でない者が原稿を見ながらスピーカーで話しています。そこへ誰一人立ち止まって聞く人がいません。しかも選挙期間前や選挙期間後でもやっています。騒音になるだけ迷惑です。候補者本人が選挙期間中に自分の言葉で政策を訴えていけばいいのです。
(2)はいわゆる「おばさん」に対してアレルギー反応を示すだけです。選挙期間中はおろか当選すれば4年間は選挙区の有権者に対して顔と名前を覚えてもらう必要があるので、帽子や日傘は支持者にとって失礼です。日焼けして困るのなら候補に出なくていいのです。
(3)は消費税がゼロになるのなら幸福実現党に投票しようかなあと思ったぐらいです。
というわけで、今回の選挙戦では共産党は不戦敗なのです。どうぞ政権は民主党に譲ってください。
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