2005年4月25日にJR尼崎駅近くの福知山線のカーブで、快速電車がマンションに激突し、107名が死亡し、数 100名が負傷して早1年がたちました。しかし、いまだに脱線した列車の運転士が、なぜカーブでスピードを緩めなかったのか! 事故原因についてはあいまいにされています。
国鉄が民営化されて以後JR西は、利益第一の経営を続け、それは人権無視の“日勤教育”と組合対策中心の人事管理に示されていると思います。
マンションの耐震偽装問題も、検査機関の民営化が原因と見られているのに、責任追及だけがあいまいにされています。
私は、今日本の社会で起きていることのキーワードは“民営化”“自由化”“規制緩和”であると思っています。そして郵政民営化が今後どのような“事態” を起こすのか注意深く見る必要があると考えます。
なぜなら、アメリカが小泉首相に「改革」「郵政民営化」を強要したのは、日本の個人金融資産を略奪する狙いからだと見られており、その影響はJR西の尼崎事故やマンションの耐震偽装の比ではないと思われるからです。
小泉「改革」が日本社会に及ぼしている深刻さに私達は無関心でいてはならないと思います。
自由化・民営化・規制緩和の名で今日本社会がメチャクチャにされつつあることに、抑えようのない怒りを感じています。この怒りを力に変えて警鐘を乱打し、反対しなければならないと思います。
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