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◆地下鉄が奈良の超高級住宅地に潜り込んだ

 私は、3月19日(日)の近鉄けいはんな線(ゆめはんな)試乗会に参加しました。開業は3月27日(月)で、生駒から学研奈良登美ヶ丘までの 8.6km(約9分)区間です。実のところ、この線は普通の近鉄線とは違い、大阪市営地下鉄中央線(コスモスクエア~長田)と近鉄東大阪線(長田~生駒;『けいはんな線』に改名予定)直結のため、重大な違いが2点あります。

(1)線路に電気が流れている。そのため、転落したら感電死する危険性が高い。

(2)料金体系が異なりかなり割高である。生駒から学研奈良登美ヶ丘まで320円。生駒駅でけいはんな線に乗り換えるのに連絡用改札を通らなければならない。

これらは、けいはんな線が大阪の地下鉄の一部であることを知っている人にとっては常識だと思いますが、ワンマン運転士用のミラーがあったり、発車間際の列車に駆け込んだ場合赤外線センサーによって警報を発するなど、地下鉄としては普通の駅とは少し違うような気がします。

 試乗会は3月19日(日)と20日(月)の2日間で合計1万名の方が乗っています。白庭台、学研北生駒、学研奈良登美ヶ丘のそれぞれの駅でホームやコンコースを見学しました。ただし、開業前ということで、駅から外へ出ることはできません。景色は、自分の家の近所であるにもかかわらず、変に新鮮さを感じます。山を削っているからだと思います。

 それら3つの駅のホームは、バリアフリー化は進んでいます。エレベーター、トイレ、点字など。ただし、トイレは身障者用多機能やおむつ替え用がある一方、未だにティッシュは有料で自販機!があります。それこそ乾燥機能付き温水洗浄便座にしてペーパーレス? 社会にしたほうが地球に優しい!駅になると思うのですが。新聞紙をトイレに流して詰まらせる方がよっぽどコストがかかります。

 開業後は、6両編成のワンマン運転に加えて駅員配置はほぼ無人駅となるため、非常に危険な駅になろうかと思います。最悪の場合は、電気の流れている線路へ人を突き落とす殺人事件が起こるかもしれません。非常停止ボタンと監視カメラだけでは不十分です。

 白庭台、学研北生駒、学研奈良登美ヶ丘の駅前はそれぞれ近鉄不動産の超高級住宅地があります。順に白庭台住宅、北大和住宅、北登美ヶ丘と東登美ヶ丘住宅です。特に終点学研奈良登美ヶ丘駅周辺は、現在大手スーパー「ライフ学園前店」(まだ新しい)があるのに、駅のすぐ隣に「イオン奈良北登美ヶ丘ショッピングセンター」が今夏OPENしようとしています。

 また、駅から徒歩4分のところに8階建てのオール電化の高級マンション「ローレルスクエア学研奈良登美ヶ丘I」(近鉄不動産)が建設中です。新駅開業を見込んでか、レクサス奈良登美ヶ丘店が3月の初旬にOPENしています。

 本来は、生駒から高の原までまでの予定でしたが、学研奈良登美ヶ丘から高の原までの建設は未定です。そのため、この区間のバス路線が開通しました。したがって、中登美団地を含む学研奈良登美ヶ丘駅周辺の方で、京都方面へ向かわれる場合は、バスで高の原駅へ行くか、従来通り学園前で乗るしかないでしょう。生駒経由では、運賃も時間もかかりすぎると思います。

 けいはんな線の利用価値については、営業開始してからの判断なのですが、近鉄京都線の高の原まで開通してほしかったです。新幹線への玄関口は京都ですから。東京やその他地方にいる人に対する関西学研都市のアピールにもなります。

 また、京都市営地下鉄(パンタグラフ付!)は、近鉄奈良まで急行として乗り入れています。高の原は急行が止まるため、日本初?の大阪地下鉄から京都地下鉄への直接の乗り換えが実現するかもしれません。

 ホームにいる乗客の命を預かるためにも、電車の駅のリストラ経営は反対です。線路に電気が流れている特殊性からして、防犯のためにも上下線のホームにそれぞれ1名駅員を配置しておくべきです。電車が来なくても怖いというのが、けいはんな線の第一印象でした。
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