新世紀ユニオン発行のニュース

解雇撤回の裁判を決意!

 今年の春先、新世紀ユニオンの組合員となり、まだ日中暑い日が続くとは言え、季節はもう秋です。
 加入当時、私は○○機器の卸し会社で営業員として勤務しており、その数ヶ月前より会社側から執拗な退職勧奨を受け続けておりました。
加入後は委員長のアドバイスをいただきながら、退職を断固拒否し、その密室でのやり取りもしっかりICレコーダーで録音しました。業を煮やした会社側は、決算月である今年6月に私を会社都合で解雇したのです。
 私にとって、これは想定内の事であり、特に動じることもなく、それはなによりユニオンという後ろ盾と妻の支えがあったことが大きかったのです。また私を応援してくれている同僚が会社に残っていることも心強い一因でした。
 早速、私は解雇理由証明書を請求したのですが、その送られてきた内容は失笑するほどお粗末で、支離滅裂なものでした。おそらくこれまで、ここまで食い下がる社員がいなかったのでしょう。会社側の不慣れな対応が哀れにさえ感じました。まあ自業自得ですが・・・。
 その後、委員長のアドバイスのもと、郵便の内容証明で何度か質問状を送りつけ、その回答書と録音を証拠に、ユニオンからご紹介いただいた弁護士より提訴していただきました。『労働契約上の地位確認等請求事件』での提訴です。つまり職場復帰することを目指した裁判なのです。
 今回の経緯に至った、私が受けた退職勧奨の理由とは、経営者の浅はかな考えが元でした。明確なビジョンもなく、ただ数合わせ的で人を採用し、上司が使いづらいと判断した社員を簡単に退職に追い込むといったことを繰り返している企業なのです。
 ここで言う使いづらい社員とは、例えば営業マンであれば、自分で営業プランを立て、新規開拓を積極的に行う社員のことなのです。
 そう、普通であれば、そういう営業マンこそ評価されるべきなのですが、この会社の場合、営業の責任者を兼ねている専務の知識の乏しい分野、扱ったことのない製品を販売しようと提案すると、聞く耳を持たないどころか、むしろ「勝手なことをしとる」的批判をされ、社内では立場を悪くするというような恐ろしくユニークな(笑)人事考課をされるのです。
 結果、ベテラン社員はリーダーシップの取れない事勿れ主義者しか残っておらず、社内はこれが営業会社かと疑いたくなるお通夜のような雰囲気で、せっかく他業種から有能な若手が入社してきても、彼らは○○機器卸しの業界に魅力は感じても、この会社には見切りをつけて2~3年で同業へ転職していく始末なのです。
 長年その繰り返しで、営業マンとして積極性のないイエスマンの社内比率が年々アップしている状況でもあります。
 私としても、前述した退職勧奨を受けるくらいなら転職も検討したいところですが、そこは20代の若手と違って、この時勢40代の私の転職はたいへん厳しいことが容易に想像できます。会社批判をしながらも、裁判で戦ってまで職場復帰を目指すというのはなんだか矛盾していますが、生活のためには仕方ありません。
 幸い、私自身は社内で孤立していたわけではなく、私と同じ問題意識を持った社員がまだ多く在籍していることも、私にとって簡単に辞める必要のない理由のひとつなのです。
 そして、第一回の裁判が11月に決まりました!
 これから『初めての経験』ばかりが始まりますが、自信を持って臨みます。
長期戦も覚悟のうえ、私の経験が皆さんのご参考なるようでしたら、またご報告致します。
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