福島第一原発の事故で、放射能汚染の度合いは当然にも風向きで変わる。政府がこの地域別放射能マップのデータを隠していたので、子供を含む約1万人が放射能汚染がひどい地域に避難していたことが分かった。この放射能分布マップは「国民がパニックを起こす」と言う理由で政府が隠していた。このため多くの汚染地域の人達が放射能にさらされ続けることとなった。
菅政権のやり方は愚劣としか言いようがない。原子炉のメルトダウンも早くから知っていたのに発表しなかった。この政権は非常時の危機管理能力が皆無なのである。
菅は「対策本部」をたくさん作ったが、議事録を残していないので問題や隠ぺいが発覚すると責任の押し付け合いとなるのだから話にならないのである。
原子炉内への海水の注入を巡っても国会で菅の指示で注水を一時停止した事を追求されると、指示していないと言っていたが、国会で追求されると、東京電力に「注水は停止していなかった」と発表させた。
もはや誰もがこの政権は信用できないと言っているのである。菅政権は国民の命にかかわる情報を隠すことしか考えていない。これでは国の危機管理は任せられない。
早急に能力のある与野党の人々で、国民を騙さない危機管理内閣を作るべきだ。マスコミが「嵐のまっただ中で船長を変えるべきでない」などと言っているが、「嵐のまっただ中で、深刻な危機だからこそバカ首相を変えなければならないのである。
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