最近、郵便局員の自爆営業(販売ノルマを達成するために買い込む行為)が一部のマスコミで報道されるようになりました。
最近では次の3つの番組で送されています。
TBS放送 NEWS23X(クロス)
http://www.tbs.co.jp/news23x/
毎日放送 VOICE
http://www.mbs.jp/voice/
朝日放送 キャスト
http://webnews.asahi.co.jp/cast/archives/index.html
郵便局以外の業界でももっとひどいものが同様に行われているが、本来の業務とはかけ離れた商品の販売を強いる点では郵便局のやり方もひどいところがあります。
たとえば、お中元やお歳暮、またクリスマスやバレンタインデーやホワイトデーなどのカタログ販売において、おおよそ百貨店やスーパー業界などの小売業界がやるべき内容です。小売業界に求められる商品知識や訪問販売・通信販売のルールをあの郵便局員が知っているはずがありません。
ところで、最近10月4日に放送された朝日放送のキャストのあらすじ6点と感想を申し上げます。
テーマ 「民営化から丸5年。自爆買い取り・・・郵政民営化の影」
(1)自爆営業
(2)見せしめ 「各商品の販売推進」や「個人別誤配件数表」グラフの存在
(3)「遅刻1回で月収3万減 制裁 非正規労働者の声」
人事評価基準に照らし、時給200円下げる ・・・
労働基準法(制裁として10%を超える減給を禁止)
(4)龍谷大 脇田 滋(労働法)のコメント
「人間性を無視して個々に競争させていく考え方は(一般企業は)それほど取っていない。」
(5)近大 藤井純一(スポーツビジネス論) 「どこでどう売るのか、会社から明確に示されない。」
(6)記者 大谷昭宏 「どういったところで顧客を獲得するのか」
以上があらすじです。
感想としては、マスコミに流すのなら、どちらかといえばTBSの方がいいかなと思います。
というわけで、私たちの職場ではノルマが減るどころか逆に増えています。現時点では正社員の場合1人当たりの販売目標は、年賀9000枚、お歳暮12個、クリスマス2個、そして年賀印刷1個です。年賀印刷まで義務付けられたこと自体、私は非常に困惑しています。近いうちにTBSに流すつもりです。
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