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新世紀ユニオン発行のニュース

自分でもできる労働審判

 私は今、労働審判にチャレンジしています。きっかけはつぎのとおりです。

 現在○○会社の営業職をしているのですが、上司である部長とそりが合わず、営業成績の不振を理由に事務職への配置転換と月8万円の給料減額を強要してきました。

 配置転換は会社の裁量権の範疇で業務命令であり、拒否すると懲戒解雇の対象ともなるので受け入れたのですが、給料の減額については拒否しました。するとそもそも退職が目的だったでしょうか、しばらく自宅待機させられてその後、懲戒解雇を言い渡してきました。

 私は比較的早い段階から、ユニオンに加入して角野執行委員長に相談していたので、ICレコーダーによる会社発言の記録作りや業績不振の要因が自己にないことの証明書類の提出等、戦術を指導してもらいました。また数回に渡る内容証明で会社の言動の矛盾を指摘・反論するなど証拠の積み重ねを行い、勝てる証拠を揃えてきました。

 ただ、決着のつけかたに頭を悩ましていました。裁判では弁護士費用などがあまりにも高額になり、また期間も1年以上要するということネックになっていました。

そこで委員長から弁護士を立てずに自分で労働審判を起こしては?との助言がありました。労働審判とは簡単に言うと3回の審理で労働裁判官が、和解の斡旋もしくは判決を言い渡すというものです。

 最初は弁護士もつけずに自分に出来るのかなという不安もありましたが、ユニオンの指導で申立書を作成してみると意外と簡単にできました。

 申立書の提出もこれからで結果はまだわかりませんが、泣き寝入りするぐらいなら挑戦する価値があると決意し、今、挑戦しています。

 私と同様に裁判は費用や時間がかかり難しいと考える方は多いと思います。泣き寝入りするぐらいなら、経験になり自信にもなる労働審判にトライしてみてはいかがでしょうか?
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