7月12日に、宝塚市役所で放火されました。原因は、固定資産税滞納の差押えの腹いせです。いかなる場合でも放火は許されることではありません。しかし、生活できない人はいくらでも犯罪を犯します。
確かに、行政では、自力執行力があるために、わざわざ裁判を起こすことなく強制徴収つまり債権の取り立てができます。そこまでは、市がしたことは当然でしょう。
ところが、実際には宝塚市に限らず税金を誰からも公平に徴収できているのでしょうか。おっかない系の方々からも税金を取っているのでしょうか。疑問に思います。真剣に税金を回収するならば、市役所の放火だけでは済まされず、ピストルの弾が一発飛ぶことだってあり得ます。強制執行に伺うならば、警察立会いの下厳重な安全管理が必要です。人手不足や、怖いからなどと、行政が言い訳している場合ではありません。
財政赤字に対して、取るべきところから税金を取らないで、増税と福祉の削減で弱いものから搾取するから、こういった事件は増加するでしょう。
今回の放火で、損害額が約1億5千万だといわれていて、市が損害賠償を請求するそうだが、税金がまともに払えないような人が満足に弁償できるのでしょうか。
ところで、大阪府と大阪市は、どんなに怖い方々からでも一人残らず固定資産税の滞納分を回収しているのでしょうか。
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