先月の報道では、ヤマト運輸(クロネコ)のクール宅急便が常温仕分けされていたそうです。ところが、私が勤務している郵便局でも同じことが行われています。
現在の小包(ゆうパック)の配達システムは、日通と合併して以来、基本的には元日通系の下請業者に委託して、持ち込みの軽四て配達します。
小包1個配達完了するにつき〇〇円という歩合制です。但し、外国来の小包は業者委託できません。しかし、業者委託の経費削減のため、「巻き取り」として、薄物小物の小包は私達通配区に回ってきます。普通郵便や書留などと一緒に単車で配達しなければなりません(併配)。
時間帯指定特に午前中指定が多いです。また、内務に対して巻き取り目標(ノルマ)が課せられています。うちの局では、月曜日は1日180個、火曜日から土曜日までが1日200個です。午前配達の分で担当区によるが一人あたり2から10個です。
その目標を達成せんがために、中には大きな物がきたり生け花など倒せない物がきたり、ビン類などの割れ物がきます。日にちや時間帯指定が間違っている物がきます。当然、それらを配達してしまえば、たとえ内務のミスでも全て私達配達員の責任です。
今日はついにチルドが巻き取りで私のところにきました。もちろん、常温配達です。中身はハムです。某百貨店差出(大口クライアント)なので、クレーム出せば大損害です。
確かにチルドの表示は無かったが、要冷蔵のシールが貼られていたり、ゆうパックの宛先ラベルに「品名:ハム」と記載されていました。危うくバイクに乗せるところでした。
要冷蔵と記載されたものを常温配達するのですかと報告・相談したうえで、その小包を管理職である部長に渡して、難を免れました。要するに、私が常温配達するところでした。
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