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新世紀ユニオン発行のニュース

精神論で交通事故は防げますか?

 この前、2月18日に郵便配達による交通事故に関して、投稿したばかりなんですが、2月○○日と2月○○日の2回、交通事故がありました。1つは、軽四輪車による出会い頭の事故、もう一つは一時停止無視車両に横からあてられた事故です。去年の11月までは、1年以上も交通事故ゼロが続いていたのですが、2月には、1つの郵便局で1か月に4件も発生しております。

 「安全確認行動実践キャンペーン」期間中にもかかわらず月に4回も交通事故を起こしているわけですから、部長・局長・支社および本社はもうカンカンです。そのため、出勤直後からやるべきことをきちんとやっていないからだと責め立てられています。

 例えば、次の4点が強化されています。朝のミーティング時の指差し呼称・唱和とSKYT(ショート危険予知訓練)と始業点検と出発前の教習所まがいの訓練です。朝のミーティングでは、唱和の時に声が小さかったり、指差しの時に肘が曲がっていただけで注意されます。

 また、今日明日中に支社の方がモニタリングに来られるそうです。いずれにせよ、1分でも早く配達準備を完了して出発すべきなのに、時間を奪われます。だからといって、遅くなっていいわけではありません。結局頑張って仕事するしかありません。要するにもっと急き立てられるわけです。

 ところで、教習所まがいの訓練である「訓練道場」が従来はおよそ週に1度の頻度で順番にやっていたのに、この2月の事故を機に午前・午後とも実際の郵便物を積載した状態で、しかも発着場兼お客様駐車場ですることが義務付けられました。その内容とは、順に8の字スラロームと急制動と一本橋(軽四2台分の長さで4秒以上)です。

 もちろんサボっていないかどうかを監視する人はいても、お客様など第三者を誘導する人はいません。常に譲りきる運転ということで、ずっと待っていなければなりません。すぐそばの信号がたとえ青でも出発できません。配達が前に進んでいかないのです。

 私はもうこれ以上車の運転を業務とする仕事はしたくありません。
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