製薬大手ノバルティスの高血圧治療薬のデータ改ざんと論文不正事件は京都府立医大の教授や医師がノバルティスの社員と癒着し改ざんされたデータに基づきノバルティス社の要請で配合薬の効能があるかの論文で結論を出していたものである。報道では京都府立医大が臨床研究の全体に深く関与していたことが明らかになっています。
新聞報道によると、ノバルティス社の降圧剤ディオバンは発売以来の売り上げは年間1000億円累計1兆2000億円に上りますが、これが13年に特許切れが迫り、売り上げが落ちたので、同社はディオバンとカルシュウム拮抗薬を配合した「エックスフォ―ジ」を10年に発売、この配合薬のデータ改ざんと効能の偽装が行われ、ノバルティス社の社員が逮捕されることになりました。
京都府立医大にはノバルティス社から3億8170万円の奨学寄付がわたされていました。このほか同社から名古屋大に2億5200万円、千葉大に2億4600万円、慈恵医大に1億8770万円、滋賀医大に6550万円の寄付が行われていました。データ解析の操作や嘘の論文の見返りです。
これはまさに大手製薬会社と医大が結託した詐欺行為と言えるもので、高額の効き目の無い薬をのまされ、しかも国民の保険料に寄生したかの行為は国民をばかにしているとしか思えません。
こうした製薬会社と医大の黒い癒着が他にもあるのではないかと心配になります。大学の虚為データや、製薬会社のデータ改ざんや、偽りの効能を導き出す大学教授達の偽装論文を全て調査してほしいと思います。露見したのは氷山の一角と見るべきです。
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