郵便の現場でのある日の朝礼で管理職がおっしゃっていたことです。要は、郵便局同士で競争していて、自分の局が負けているから君たちで頑張ってくれということです。
ICレコーダーで録ったものをそのまま掲載します。
昨日、〇〇ブロックの情報というのが、郵便局として〇〇ブロック16局あります。その中で、当郵便局は郵便局とも第7位、16局中第7位です。で、ただね、推進率として47%、支社のガイドライン、11月20日で54%といっています。
今日、あと、今日入れて3日いうたら、7%は達成せなあかん。そうせんとガイドラインは達成せん。で、うちの目標というのは約128万円です。それの7%というたら、とてつもない数字だね。でも、それを3日で割ろう。それをここの出勤者の60人で割ろう。そしたら、1人が販売する量というたら、1人100枚、200枚、それくらい必ずこの3日間で販売したら達成せーへんわけがない。
でも、誰かが売れてへんかったら、その数が他の人に降りかかってくる。で、その状況が郵便事業本部と局本部に分かれていますけど、ね、それでいったら、順位だけですよ。今ね、当郵便局の局本部で10局中郵便局会社で第2位、推進率第2位、でも、うちら事業本部は16局中14位。今、局会社に引っ張ってもらっている状況ですわ。同じ仕事していますよね。推進率だけで2位です。だから、そこの局目標に対して、どれだけ頑張っているかということで、今16局中、上に13局あります。13局はうちより頑張っていると見られます。その順位だけで見られます。
もっと頑張れる。携行販売どうや。ちゃんと声かけているか。毎日ゼロでもって帰ってきてへんか。どうか。何件昨日声かけた。もっと声かけようこの去年のお客様のところ断られたら、他のところ探そう。で、探されへんのやったらチラシ入れよう。まだまだ班にチラシいっぱい残っているやろ。なぜ減っていかへん。何枚ハガキを持ち出しているんや。
10日あったら1000枚減るぞ。ちがうんか。そやのにほとんど減ってへん。その結果がこの14位という結果ちがうんか。どんどんチラシ持って行って、販売しよう。今日は分厚いカタログあるよね。対面の可能性高いよね。どんどん声かけましょう。それで販売勧奨しましょう。売れます。年賀はがきは売れます。その気持ちで販売できます。以上です。
以上が上司の恫喝の一部分です。
他の日には、身内や知り合いなど「インナー」への販売もしておくように言っていました。
というわけで、「インナー勧奨」という用語が今年から出ています。また、自爆して金券ショップに買い取ってもらうなとは一言も聞いていません。金券ショップへ持ち込んでよいと思っているわけではないが、他社との競争がないのに、自社の事業所同士および労働者同士で競争させ恫喝されたら、自爆せざるを得ないでしょう。過大なノルマがかかっています。
スポンサーサイト