今回の衆議院の電撃解散では、安倍総理の作戦勝ちです。結局、安定政権というのは、保守政党による独裁政権とほぼ同じかもしれません。
その反面、リベラルを名乗る政党が作戦負けをしています。しかも、2年以上も前からわかっていたことです。特にいけないのが民主・維新・共産です。政権を奪い返す勢いでなければ、野党を名乗る資格はありません。
民主は、菅の消費税増税と野田の自民党に騙されての衆院の解散がいけなかったのです。その結果、民主党にとって魅力ある小沢と鳩山を失いました。それが、民主党の大幅減の原因だと思います。
維新は、同じ野党でもリベラルでなく新保守・新自由主義なのです。それこそ自民公明と連立を組んでより右翼的政権になるのかなと思いました。
共産は革新と名乗っていますが、他のリベラルと争っている場合ではありません。すべての小選挙区に候補者を立てて、ほぼ全員落選です。比例区で議席を倍増したといわれますが、自民の票を奪ったのではなく、他のリベラルの票を奪ったからだと思います。共産党は勝ったと志位は自惚れていますが、私は共産党も負けたと思います。自公政権を阻止すべく野党は共産党も含めて結集すべきでした。
私は、実際に投票するにあたって、誰に、何党に投票すれば自民公明が落ちるか非常に悩みました。白紙投票や棄権では自民公明にマイナス一票になるわけがありませんので。選挙に行かない人は、そのことを全く理解していないのです。ちなみに、最高裁の国民審査では全員バツ印を付けました。
自民党なもちろん、特に反共である公明党にとって共産党の議席倍増はただ一つの負けかもしれません。安倍総理は衆議院に共産党議員を増やしてしまいました。
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