新世紀ユニオン発行のニュース

敵を必要とする軍需産業国家アメリカ!

 アメリカのCIAが、アフガンに旧ソ連軍が侵攻した時ゲリラ組織を作り訓練した、これが後のアルカイダである。シリアのアサド政権を打倒するというのでアメリカはヨルダンとトルコで反政府ゲリラを訓練した、これが現在の「イスラム国」である。そして今アメリカはシリアの反政府勢力を武器支援と共に軍事訓練している。このゲリラがまたも反米武装勢力となる可能性は極めて高い。

 旧ソ連が崩壊して以後、アメリカの軍事産業は武器輸出先が減少してピンチになった。アメリカは敵を必要としていたのである。アメリカが軍事訓練した勢力が次々反米のイスラム武装勢力になるのは偶然ではない。アメリカは武器市場=戦争を必要としているのである。

 オバマの「イスラム国」空爆と反シリア武装勢力への武器支援は、アメリカ軍需産業にとって不可欠の武器の一大消費過程を提供することに狙いがある。中東での戦争を引き起こすことは莫大な原油価格のドルの環流を図る上で欠かせないことなのである。

 オバマが、ロシアでの冬季オリンピックの隙をついてウクライナの野党や反政府勢力にドル札の詰まったダンボール箱をたくさん送り付け、武装クーデターを企て、政権を奪取するや、怒ったプーチンがクリミア半島を占領・併合し、親ロシア派に武装ほう起させたことで、オバマが狙いとした新しい内戦が出現した。オバマが最近ウクライナへの武器支援を語り始めたのは、その狙いがウクライナの内戦化で武器市場を作る必要があったからに他ならない。ドイツやフランスはロシアと敵対する気はなく、和平を必要としている。

 産軍複合体のアメリカは冷戦後の平和で予期せぬ困難を招いた。多くの国は軍縮へと突き進んだ。これはアメリカにとって自国の軍需産業の危機につながり、そこでアメリカは課題であった敵を作ることにした。イラク侵略がそれであり、アフガン・イラク・シリア・リビア・ウクライナ・アフリカで現在内戦が行われている。自国の武器が売れなければ自分で敵を養成し、自分で内戦を引き起こすのがアメリカの手口である。

 中東とウクライナが平和になれば次は中国がアメリカの標的となるであろう。中国はチベットや新疆ウイグルの弾圧や人民への独裁、さらには東シナ海や南シナ海の領土争いなど火種は山ほどある。アメリカが要請したイスラム過激派を新疆ウイグルに送り込む手もある。軍需産業が主要な産業であるアメリカは平和が敵であり、武器の消費過程=戦争が不可欠なのである。

 安倍政権がこうしたアメリカとの戦争路線を、対米従属の「集団的自衛権」の名で進めようとしていることの危険を指摘しなければならない。
スポンサーサイト
!!ここに掲載の広告は 当ユニオンとは一切関係ありません!!
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
 ブックマークこのエントリをはてなブックマークに登録 このエントリを del.icio.us に登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 この記事をPOOKMARKに登録する このエントリをSaafブックマークへ追加 newsing it!

プロフィール

ユニオンニュース

Author:ユニオンニュース



一人でも入れる労働組合「新世紀ユニオン」が発行するニュースのサイトです。

新世紀ユニオンの組合費、拠出金等に関する高等裁判所の判決文を掲載しました。 拠出金高裁判決

検索フォーム
アーカイブ

カテゴリ

最新コメント
最新トラックバック
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
  1. 無料アクセス解析