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敵を作り覇権の延命図るアメリカの戦略!

 アメリカがロシアの脅威から欧州を守るため、最近欧州にステルス戦闘機F22ラプターを配備する方針を発表した。これによって見えにくかったアメリカの戦略の全貌が見えてきた。

 アメリカは、ウクライナのクーデターを画策し、ロシアの「柔らかい下腹」に当たるウクライナをNATOに加盟させる動きを示すことでプーチンのロシアを意図的に地政学に目覚めさせた。こうしてアメリカの読みどおり、ロシアはウクライナ東部の新ロシア派を蜂起させ、支援している。それだけでなくクリミア半島を併合した。

 ロシアが旧ソ連圏の国に対し武力を行使し、国境線の変更をおこなったことは東欧をEUに巻き込みつつある欧州も脅威である。こうしてEUもアメリカの軍事的保護下に引き続き入る事となった。そして欧米の経済制裁を受けているロシアは、中国に接近することとなった。

 中国拡張主義と、地政学に目覚めたロシアが一つになると、アジア特に日本の軍事的脅威はかって無かったほどに高まる。中国とロシア軍機に対する航空自衛隊のスクランブルはすでに冷戦時の高いレベルに達しているのである。

 こうして民主党政権下で自立傾向を強めていた日本は、安倍売国右翼政権がアメリカの従属下での集団的自衛権の容認=戦争法制定に踏み込んだことで、アジアにおいてもアメリカは世界覇権の延命を果たしつつある。つまりオバマ政権は、覇権の延命を陰謀的に果たしたということである。

 しかしこうした形での覇権の延命は一時的なもので終わるほかない。EUはアメリカのドル支配に対抗して作られた国際通貨同盟であり、ユーロ圏は東に拡大することで近い将来ドル圏を上回る経済力を持つであろう。アメリカはロシアをユーロ圏と切り離すことで自己の覇権を延命させたと言える。

 アジアにおいてアメリカは、従属同盟下の日本の自衛隊を自己の戦略に利用しようとしている。アメリカの、ロシアを中国と結ばせる戦略は、現在最も危険な中国社会帝国主義を勇気づけ、軍事大国のロシアを中国の側に追いやることで巨大な軍事同盟を生み出しつつある。

 アメリカは将来この中国・ロシア陣営と覇権をかけた戦争を闘うことになるであろう。日本に取って今必要なのは中国とロシアを分断し、危険な2正面を避けることであり、拡張主義の中国を孤立させる外交である。オバマの延命のための戦略は同盟国の日本を危険な淵に導きつつあると言える。アメリカの延命戦略は、日本を亡国に導きつつあると言える。日本は対米自立を急がなければならない。
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