8月8日午後5時半ごろ、山陽新幹線の小倉駅と博多駅の間でトンネルを走行していた、新大阪発、鹿児島中央行きの「さくら561号」の2号車から、左側の床下を覆うカバーが外れ、その後、停電が発生して一時運行できなくなりました。福岡県内のトンネルを走行していた、山陽新幹線の車両から床下のアルミ製のカバーが外れて、窓側に座っていた乗客の26歳の女性1人が腕に打撲などのけがをしました。このカバーによるとみられる傷が、3号車の車両の左側面で見つかっていました。
実は、新幹線開業して以来初めての「乗客死傷事故」なのです。JRが100%悪いという事故ではこれが初めてです。しかも、警察がJR西日本に業務上過失傷害で捜査しています。JR西日本は、最近乗客を100名以上死亡させた事故を起こしているのです。また、6月30日には走行中の新幹線のぞみ225号で放火殺人事件が起きています。
新幹線さくらの事故の原因はカバーを車両に固定しているボルトの緩みとなっていますが、点検ミスと結論付けられるのは間違いないでしょう。新幹線では、点検に限った話ではないが、必ず二重・三重のチェックが必要です。
恐らくは、JR西日本のすることだから、点検・保守の要員まで削減しているために、そこまでは手が回らなかったのだと思います。新幹線は、大都市の通勤電車並みに本数が多く、定刻通りの運行が厳しく求められているため、作業員があせったのかもしれません。この車両は、時速300キロで走るのです。電車でスピードを出しすぎたからこうなったのかもしれません。
人命を預かる企業の人員削減は安全面でろくなことがありません。
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