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退職勧奨を跳ね返す

 私は、ある外資系製造業の社員です。2008年リーマンブラザーズショックの影響により収益が急激に落ち込み赤字に転換し赤字も急激に膨らみました。その為、昨年前半事業再構築の名目で約3割の社員が会社を去って行きました。
 会社からリストラをするに当たり、早期希望退職者募集と銘打って説明会を開き早期希望退職制度の流れについて人事主体で社長から説明がありました。
 ところが、早期希望退職者募集とは名ばかりで、社員を①残留者②本人選択③退職候補者の3つに分けて、①の残留者については会社にとって必要だからお前は残れと説得②の本人選択は辞めても残っても良いと説明③の退職候補者は、あなたの仕事は今後なくなります、如何しますかと説明し、動揺したところで今がチャンスですので社外のキャリアを求めたらいかがですかと説得し、本人が辞めると言うまで何度でも面談を繰り返す。早期希望退職者募集は労働者が希望しているのではなく、会社がその労働者が辞めるのを希望しているのです。
 退職候補者の選定基準について人事や上司に合理的理由を聞いたのですが、明確な回答は得られませんでした。好き嫌いで人選をしていたのは確かです。何故なら、業務評価で2年連続最高評価を得た労働者や出向で会社に協力した労働者が退職候補者に選ばれました。
 今回のリストラだけでなく、昔から労働者に対して不公平な扱いを公然とする会社なので、会社の状況や動きを新世紀ユニオンに逐次報告し、アドバイスを頂きながらリストラ等を跳ね返すことができました。言葉では言い尽くせないほど有り難さを感じています。
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