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「大和大学」…詐欺体質の大学モドキ!(投稿第3弾)

1. 唯我独善…全員はある一人のために、一人がありのままに

 「大和大学」の最高決議機関は「大学協議会」であると宣言されている。その「大学協議会」の構成員は「学長」および彼に指名された者たち、すなわち「学長」および彼の回顧録に名を連ねる者たちである。要するにこの「大学」を動かしているのはこれらの人物とその孫請けに指名された者たちである。そうか、かなり独裁的だと感じた人はまだまだ甘い。

 「大和大学」の実態を見て驚愕しない人がいたらかなり不思議な感覚の持ち主といえる。まず孫受けで、当局のために精を出す者たちの多くは、小中高校の教員の出身である。彼らはその後校長になったり、さらに教育委員会に出向して*辣腕を振るう*などした経験を買われて特任教授として腰掛け程度に勤めただけである。大学で本格的に研究・教育に携わり、その見識のもとに発言する者たちの多くは蚊帳の外にやっかい払いされている。そして直接指名された者たちのほとんどは資格審査に合格していないし、合格した例外者といえども単独で講義する資格を有していない。

 そもそも教員たちをスカウトした両学部の「学部長」も、ご多分に漏れず大学設置申請書類に名が載っていない。そしてこの点に関して指摘することは大学教員の経験のない教員たちの反感を買うように、「学長」の孫請け・曽孫請けが煽っている。また、開学三年目にして設立されるという政経学部の学部長がどのような人物かは誰が知っているのかさえも不明である。いまだに教育・保健医療学部の教員には聞かせず、すべて秘密裡にことを進めている。知らしむべからず、依らしむべし。これこそ母体である西大和学園以来のお家芸である。

 「学部長」は大学設置基準に則って「学長」から指名されているので「教員」だと胸を張る。なるほど、そこにはそう書いてあり、「学部長」の規定が書いてない。教員の資格審査に合格せず、「学長」の指名により「教員」となった人物が学部長を務めるというこの新奇な手法は、この条令を作った者が十分に想定していたものとは思えない(想定していたとすればとんでもない悪党である)。ところで、ここには学部長についての規定はないが、学長については…人格が高潔で、学識に優れ、大学運営に関する識見を有する…、と規定されている。

 まず設置申請書類において、工学士と号するこの人物が学識に優れていると判断されるべき根拠は全く見えてこない。本人および彼から直接・間接に指名された者以外でこれを肯定する者がいるとすれば、認可してしまった文科省くらいであろう。また「大学運営に関する識見を有する」というのが大学運営に関してこのような抜け道を見つける能力を意味するとはおよそ思えない。そして前二回でも紹介されているように、教授会への出席を拒否しながら命令し続けるこの人物の「人格が高潔」であるとは思えない。大学設置基準に謳うこれら三条件のすべてどころか、どれか一つでも認定する弁があれば是非伺いたい。

2. 白い鳳? 笑顔で裏切る黒いサギ?

 大学が学生を迎えいれる時点では、彼らに対する教育内容とそれを実行できる専門家を準備しておかねばならない。そしてこの準備には専門的見識をもった人員が前もって当たらねばならない…、まともな人間ならそう思うであろう。ところが先ほど述べたとおり、この「大学」を動かしているのは「学長」とその息のかかった非専門家である。系列校(、すなわちこの「学長」の支配下)以外からの専門家は一人として、学生たちが入学するより前には任用されていない。そうなると必然的に教育内容は非専門家の手で決定されたことになる。

 それでは、専門家たちはなぜこのような「大学」に勤務するようになったのかという疑問が湧いて来るであろう。専門家たちは各々、(自分が任用されるのは学生が入学するのと同時であるが)それまでに他の専門家たちによって教育内容が検討されている旨伝えられている。しかし、ふたを開けてみるとこれを決める立場にあったのは各分野の専門家ではなく、工学士である「学長」が指名した非専門家、それも一人で四年制大学の授業を担当する資格もない人物のみであったことが判明したのである。

 早い話、この「大学」では学生にまともな教育を提供することは二の次になっている。これでは、まっとうな四年制大学のあり方とは到底思えない。今や学生の不満はくすぶりつづけており、自然発火により一気に広がる恐れは十分である。

 こうしてみてくると、いったいこの「大学」は何のために作られたのか、大いなる疑問が出てくる。どう考えても「野心をまとえ」などという奇っ怪な日本語を使い続けて悦に入っている「学長」のむき出しの野心を満たすためだけに作られたとしか考えられない。どうもこの人物のお眼鏡にかなう者のうちにはこの「大和」の邦以外で普遍的に通用している国語を保守する気概のある者がいないようである。

 学生に対する姿勢がこんなていたらくである以上、教員たちの処遇がどんなものであるかは想像に難くない。教員たちをスカウトするに当たっては「研究室」があると伝えているが、実態は2スパンくらいの部屋を10人以上に区切った代物であり両「室」との仕切り板の間隔は教員の平均身長以下である。この「研究室」は隣「室」・廊下と天井が筒抜け、脚立に乗れば侵入も不可能ではない。セミナーなどの有効利用のためではなく、専ら書類上の体裁を「まとう」ことを旨としている。

 その他、個々の教員に関わる条件を甘い言葉で誘い、話が違うじゃないかと詰め寄れば小さな部屋に呼び込んで揉み手でごまかす。その実は前述のように相手を束縛する「ルール」はすべて雇用契約した後で当然のように「これが(当学園では)普通」として突然出てきて、当局者があらかじめ選定していた「職員代表」の手によって承認される。これが正にこの学園の方式である。
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コメント
こわいです
まさか、こんな大学があるなんて驚きです。
大和大学って梅田に大きな看板だしているところですよね。
独裁者がいる小さな国を日本の中につくっているんですね。
先生たち、学生さんのためにがんばってください。
2016/02/07(日) 17:30 | URL | おがさわら #-[ 編集]
No title
中高の経営者が大学を作るとこうなるのかな。
博士号は大学教員として最低限必要な教員免許のようなもの。持っていて当然です。研究ができない教員はいずれ監査で刺されます。研究室も必要だし、大学院も作る方向で考えていかないと、学生も集まらないのですよ。当然、改善命令が下され、消える大学リストに名を連ねます。PTやOTは実習施設である病院とも良好な関係を築く必要がありますが、中高の経営者はこの部分を軽んじていると大変な目にあいますよ。書類上はパスしても、実習直前にそっぽを向かれます。国家試験しかり。卒業時は入学時よりも4割の学生が消えていなくなります。意味わかるかな?
2016/03/31(木) 16:37 | URL | #pb7aKIj.[ 編集]
No title
こんな大学は怖いですね。今でも、大学教員として教える資格がない事務の人(幹部らしい)が、非常勤という形で体育を教えているという噂も聞きます。大丈夫なのでしょうか。
2016/09/24(土) 18:53 | URL | #-[ 編集]
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